暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic8 聖剣…全てを断つ力・ヴァルムンク Aパート
[7/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ク!!』
怒涛の三連発に、デスサイズベクターは頭部の円形のパーツ…レドーム内にあるコンピューターを起動、スカウターモードに切り替え計測を開始した。
分析は数秒で終わり、データが頭部主要コンピューターにダウンロードされる。
(なるほど…あの魔法、攻撃力はありそうだな。だが、俺の敵ではない!)
すると、デスサイズベクターは何の抵抗も示さず両手を広げ、わざと真っ向から斬られた。
もちろん、自身の魔法耐性に自信があるからこその余裕である。
「はあぁぁぁぁぁッ!!」
ザシャアッ!!
渾身の一撃が決まった…と思われていたDZナイトの攻撃は、やはり全く通用せず無傷のまま。
ここまでくると、さすがのDZナイトも戦慄を覚えずにはいられなかった。
『…この程度か?貴様の力は!!』
「…それでも魔法が効かないなんて…強すぎます!!」
『くっ、何という耐久性なんだ!』
それでもDZナイトは次にフロストリングへと変更し、四度手形にふれフロストスラッシュを発動、今度は一気に刺し貫こうとしたが…今度はまるで壁にナイフを突き立てたかの様に弾き返された。
『…ふん。』
「うぅぅ…。」
DZナイトはソニックリングに変更し、一気に決めようとして…リングホルダーから手を離した。
おそらく、どのリングを使っても結果は同じ…そう踏んだDZナイトは、やむを得ず元のディザードに戻ると、今まで使わずにいた『あの』リングをリングホルダーから取り出し、右手のリングと交換した。
そのリングとは、以前サヤカからもらった剣とユニコーンの角が交差したリングである。
そして、新たなリングを手形にふれさせた時…ここで思いもよらない事態が起こってしまった。
『エラー!!』
「…え?」
『エラー!?そんなバカな!!』
そう、リングが拒否反応を示したのだ。
しかも、何度もやったものの結果はエラーの連発ばかり。
いつもならエラーが起こるのは魔力が尽きた時だけで、今現在魔力はかなり残っている。
それなのに、どうしてエラーが…?
だが、こうしている間にもデスサイズベクターは美術館内にいる人々に向かって死の鎌を突きつけ、じりじりと迫っている。
と、そこへ。
「させないよ!ここは通さないから!!」
『…くっ、じゃまだ!そこをどけ、小娘!!』
手傷を負い、動けなかったはずのセシリアが美術館の入り口に仁王立ちし進入を防いでいたが、正直焼け石に水なのは否めない。
何より、負傷した傷口から一筋の血が地面に向けて流れており、正直な話大丈夫だとは言えないからだ。
それでも彼女は、負傷箇所を念力で手当てしながら光の剣を展開し、デスサイズベクターに立ち向かって
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ