第28話 ニーナとノーナ
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ハッピーが棚の上のニーナとノーナの人形を見て首を傾げる。
マ「それ、私も気になってるんだけど、全然わかんなくって。」
ナ「・・・きっと、マヤに「ありがとう」って言ってんじゃねぇのか?」
マ「えっ?」
ナ「こいつら、村の人たちに燃やされそうになったとき、お前助けただろ。そのお礼を言ってんるんだと俺は思うぜ。」
私は棚の上にいるニーナとノーナを見る。黒いビーズの瞳と目が合ったような気がした。
ナ「マヤ、ギルドに行こうぜ。」
ハ「あい!!」
ナツとハッピーが手招きする。
マ「うん!今行くよ〜!」
部屋を出ようとしたそのとき、
『ありがとう、マヤ・ララルド・・・』
マ「えっ!?」
頭の中にすごく小さな声が聞こえた。その声は、間違いなく、ニーナとノーナだった。私は、棚の上のニーナとノーナに小さく手を振ると、ナツとハッピーを追いかけてギルドに向かった。
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