暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Aそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
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†††Sideイリス†††

「で? 僕が寝込んでいる間に、民間人を協力者として迎え入れたわけなんだな?」

「そうだよ。現地協力の魔導師、なのは、アリサ、すずか。そしてスクライアのユーノ、セレネ、エオスね」

ジュエルシードの回収に専念するために、学校を休めるよう家族を説得しにリンディ艦長と一緒になのは達が帰宅した後、ようやく我が上司、クロノ執務官がお目覚め。そして今、これまでの事情をわたしともう1人の執務官補でアースラ通信主任でもあるエイミィを交えて、モニタールームでクロノに説明中。モニタールームの唯一の席に座っているエイミィは、操作キーをリズムよく押して映像をモニターに映し出させる。

「クロノ君が眠ってる間に起きたのがこの映像だよ」

正面のモニターに映ってるのは、さっきの樹の暴走体となのは達の戦闘。クロノは映し出される映像を無言で見てる。そしてわたしがフェイトって子を撃墜したのを見て「まあまあだな」なんて辛口評価。で、次に流れたテスタメントの登場と、その子に負けたわたしの映像を見て「イリスの斬撃を見切ったのか・・!?」そこは驚いて見せた。

「フェイトちゃんって子には問題なく対処できたけど、次に姿を見せたテスタメントちゃんって子に、イリスちゃんは負けちゃったんだよね」

「わっはっは。綺麗に見切られちゃいました〜♪」

てへ?と舌を出してコツンと頭に軽い拳骨。するとクロノは「変に誤魔化すな」ってわたしの額を人差し指で突いてきた。お見通しってわけか。クロノと同じ現場に立って時間はまだ1年にも満たないけど、知り合ってからは2年。だからこそバレちゃうみたいだなぁ、わたしの隠してる本心が。

(今でもあのショックから立ち直れ切ってないことが・・・)

でもそれが嬉しいって思える。だからわたしのことを気に掛けてくれる仲間の為にも。

「次は負けない!」

「ああ。そうだな」

「それでこそ最年少で、しかも一発で試験を合格して執務官補になった、古代ベルカ式の超天才騎士♪」

「今は茶化すなエイミィ。それにしてもイリスや艦長の判断は正しいかも知れないな。このテスタメントって魔導師には妙な気配がある。名前からして偽名であるのは間違いない。もしかするとジュエルシードを運搬していた船を襲った奴の仲間かも知れない」

「船の護衛に就いてた第零技術部のシスターズの2人を撃墜したって魔導師だよね」

新しく出したモニターに第零技術部所属の専務戦闘員、トーレ・スカリエッティとチンク・スカリエッティの顔写真と能力値を表示。そして第零技術部のジェイル・スカリエッティ部長から提供された、その2人を墜とした際の女魔導師の戦闘映像を表示させた。
トーレはオーバーSで、チンクはAA。戦闘能力にはなんにも問題ないのに、そんな
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