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宇宙を駆ける一角獣 無限航路二次小説
第一章 七話 師弟
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「いいか。どんなに艦長が優秀でもそれを補佐してくれる人間がいなければ、そいつは大した脅威では無い。艦は大勢の人間が互いに協力して始めてその真の力を発揮する。いいか、強くなりたければ【仲間】を探せ。心の底から信用できる、そんな仲間をな。」

「………覚えとくぜ。」

大事な事である。ユニコーンが何故人手不足なのかの理由はここにある。真に信用できるクルーを厳選しているからなのだ。
………個体値や努力値の事では無い。

「ああ、よく覚えておけ。大事な事だ。」

よく考えれば当たり前の事だ。だが、白野ほどの人間が言えば相当含蓄のある言葉となる。

その時、白野の注文していたウイスキー(安物)が運ばれて来たので話はいったん中断となった。

続く



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