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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
虚空爆破
Trick10_“スピネル”という別の宝石です
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「///あ、ありがとうございます。一生大事にします///」

「はは、それなら宝石もうれしいと思いますよ」

早速、手首につけてみた。

ちょうど御坂と初春もこちらに戻ってきた。

「佐天さん、そのブレスレットを買ったんですか? きれいですね!
 しかもルビーが付いてるじゃないですか!?」

「初春! これはスピネルと言ってルビーとは違う立派な宝石なんだよ!

 って信乃さんの受け売りなんだけどね。見ただけで宝石の種類がわかっちゃうって
 信乃さんすごくない?」

自分のことのように自慢する佐天の後ろで信乃は苦笑いをした。

「信乃さんは宝石にも詳しんですね!」

「あんた一体世界を回って何やってたのよ・・」

「御坂さん、また呆れた顔しないでください。前にも言いましたけどいろいろです。
 自分自身も何をしたか説明できないですから」

「昔から料理やら格闘技やらなんでもできると思ったけど、まさか宝石の鑑定や
 建物の修理ができるって、本当に何でもできるわね」

「なんでもはできないですよ。できることだけ、です。」

「「「どこかで聞いたことあるフレーズが・・」」」

「まあ、そんなことよりもアクセサリーを見終わったようですし次に行きますか?」

「そうですね、次はどこ行こうか? 初春と御坂さんはどこ行きたいですか?」

「わたしは特にないですけど・・」

「あ、私はパジャマとか」

「あ、だったらこっちですよ」

初春の案内で次のコーナーへと歩き出した。

「あ、女性用の服でしたら私はいないほうがいいですね。どこかで時間を・・
 って、ちょうどいい時に電話が来ました。3人とも先に行ってください。
 後から私も向かいます」

「「わかりました」」「わかったわ」

信乃は携帯電話を持って人気のない非常階段の方へと歩き出した。


3人は服コーナーへと歩き出すと、

「佐天さん、良かったですね! そのブレスレット!」

「//うん、可愛いでしょ//」

顔を少し赤くして答えた。

「それだけじゃないですよね〜! これは信乃さんのプレゼントみたいでしたから!」

「初春見ていたの!?」

「はい、ばっちりと!」

「へー、それ信乃にーちゃんのプレゼントなんだ」

「変な意味はないですよ! これはお近づきの印って言ってましたし、
 初春や御坂さんにも何かプレゼントするつもりだって言ってました。
 ってそれよりも、ほら! いいパジャマあるじゃないですか! 見ましょう!」

「逃げられましたね。もう少し来るのが遅かったら面白いこと聞き出せたのに
 残念ですね、御坂さん」

「・・・」

御坂は反応がなく、その目
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