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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第23話 ビーター
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アルゴなんか目じゃない程にもってるんだよ。それに、あれは片手間で手に入れたものだ……。あの程度、安いものだ」
最後にそうはき捨てた。……それを聞いたE隊のメンバーの1人が掠れた声で言う。
「なんだ……なんだよっ!それ!それ元βどころじゃねえじゃねえか!」
「そうだ……!もうチートだ!チーターだ!」
チート……ゲーム上の不正な力。
世界を捻じ曲げ、書き換えた力だ。オンラインじゃ、忌み嫌われる象徴だった。だが、そう言われても当然だと、この時リュウキは素で想っていた。《視えるから》。
そして、それらの単語は徐々に重なり、βテスターとチーター。それらが合さり……。
≪ビーター≫
それがリュウキに与えられた名、その名で定着してた。
「………オレの事をどう呼ぼうとお前らの勝手だが……、あまりセンスない風に言わないでくれよ。……そして、これからはオレを元βテスター如きと一緒にしないでくれ。熟練者は殆どいない。一緒にされたら、不愉快極まりない」
そう言うと、背中を見せた。
――……これで良い。
まだ、βテスターは600人ほどはいるんだ。そして、大部分がリュウキの言ったように、殆ど初心者。その中でも少数なのが情報を独占する汚いプレイヤーだ。ビーターとよんでいたが、まるで動物の名か? と思えるような名だったから嫌だったが、とりあえずは、今後元テスターだからといって、目の敵にされる事は無いだろう。その代わり恐らくは二度と前線でギルドやパーティなりに入れる事は無いといって良いだろう。情報の伝達は恐ろしいほどに早いからだ。
(―――……オレは元々ソロだ。1人でも問題ない。これまでも……そしてこれからも……)
リュウキの中に僅かに寂しさの様なものも残っていたがそれを押し殺した。そして、キリトと共に入手したユニーク品。
《コートオブシルバリースノウ》を装備した。
体は光につつまれ……その次には白銀のコートにつつまれる。丈も随分伸び足元にまで達するほどだ。
そして、その白銀のロングコートをばさりと翻し、BOSS部屋の奥の小さな扉に向きなおした。
「第2層の転移門はオレが
有効化
(
アクティベート
)
しておいてやる。そこからは、主街区までフィールドが続く。1層とは比べ物にならないMobが出るだろうから、今のザマでついてきたいなら、……死ぬ覚悟をしておけよ。初見で死ぬ様な連中は腐るほど見てきたからな」
皆のほうに向いた。言葉は失っていたが、殆どが憎悪の目で見ていた。涙を溜めたリンドは、力の限り言葉を振り絞る。
「ふざけるな……ディアベルさんに謝れ……謝れよ!」
ディアベルを心底信頼し、尊敬すらしていたリンドが叫び声を上げた。
「ビィィィィタァァァ
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