第26話 コレクション
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お前ら、それをどうするつもりだよ・・・」
俺は恐る恐るニーナに聞いてみた。
ニ「私たちのコレクションにするの。」
はぁ?意味わかんねぇよ!!
ニ「羽を広げて、自由に空を飛んでいる妖精なんかに、私たちの気持ちなんかわからない・・・」
グ「知りたくも聞きたくもねぇよ。勝手に人間をコレクションするやつらの気持ちなんか、聞いただけで吐き気がするぜ。」
ユ「グレイの言うとおりだね。」
グ「ユモ!!大丈夫なのか?」
ユ「うん。なんとかね。」
ユモは俺には笑っていたけど、黒いオーラがむき出しになっていた。ユモはニーナを睨むと、
ユ「グレイ、いくよっ!!」
グ「おぅっ!アイスメイク、槍騎兵ッ!!(ランス)」
ユ「アイスメイク、針ッ!!(スピア)」
ニ「何度やっても無駄なのに・・・」
ニーナは俺たちの攻撃をかわし続けた。はぁ、はぁ、はぁ、全然攻撃が当たらねぇ・・・なら、
グ&ユ「氷雪砲ッ!!(アイスキャノン)」
ニ「あ・・・」
ドガガガァァァァァン!!!
見事命中した・・・が、
グ「う、嘘だろ・・・」
ユ「な、なんで・・・」
ニーナは無傷だった。
ニ「私とノーナの体は痛みを感じない。」
グ&ユ「え・・・?」
ニ「人形眼・・・」
グ&ユ「!!!」
このとき、俺とユモは油断していた。ニーナの黒い瞳が怪しく光ると・・・目の前が真っ暗になって、そこからの記憶が無い・・・
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『ここからは少しだけニーナ目線です。』
私は、最後に人形にした男と女の人形を掴み取る。この2人、息がぴったりだった・・・
ノ「お姉ちゃん・・・」
振り返ると、ノーナがいた。
ノ「お姉ちゃんは、やっぱり強いや・・・」
ニ「ありがと・・・」
私は優しくノーナの頭をなでる。
ノ「また、コレクションが増えたね・・・」
ニ「うん・・・コレクションルームに、飾りにいこっか・・・」
ノ「うん・・・」
残る妖精は・・・後、2人と1匹!
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