第7話 使い魔を得る
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る効果だけでも充分すぎる効果であるというわけで、それらの検証も兼ねて魔法球での修行が始まった。
分身符により分身を4体作り、符術の修行、気功の修行、剣術の修行、検証のための筋力トレーニングや魔力・気の容量増加のトレーニングなどを行う。
先生や師匠もそれぞれ分身を作るので、マンツーマンで修行ができる。
期間的には1週間に1回、魔法球の外で分身を回収して経験を統合し、改めて新しい分身をまた作り、魔法球の中に入り修行。以下エンドレスループ。
まずは、現実時間で11週間=魔法球内で約1年を目途に分身符+魔法球での修行を行った。
ちなみに、検証用の分身は早々に「分身の筋力トレーニングや瞑想の効果は本体に反映されない」という結果が出てお役ご免となったので、魔法球の外で作った符を持ち込み、延々と魔力を込めることにした。
分身符はもちろん結界符、転移符、封印符、遠視符、肉体強化符などなど。
これは、先生方を通じて売却することができたので、かなりの小遣い稼ぎになった。
☆ ★ ☆
魔法球内で修行を始めて現実時間で1年、魔法球内では5年程修行している間に8歳となった。
小学2年生だ。
すずかは予定通り私立聖祥大付属小学校に通い始めた。
魔法球での修行を始めて以来、熱田へと通うのは週1回、分身及び魔力を込めた符の回収、再分身及び魔力を込める予定の符を持って魔法球へ入るだけとなった。
そのかわり、分身では身に付かない体力強化や瞑想などを中心に家で行っている。
無理な筋肉を付けたりしない師匠やノエルさんが作ってくれた食事や睡眠なんかも含まれた総合計画的なトレーニングだ。
もちろん、「念」の修行も引き続き行っている。
人見知りする性格のすずかに友達ができるか心配したが、いつの間にやらアリサ・バニングスちゃんと高町なのはちゃん、その幼なじみの衛宮じろう君と友達になっていた。
なんかビンタから始まる友情物語があったみたい。
とまぁ、それまでに、夜の一族の安次郎のおっちゃんがすずかを誘拐しようとしてそれを阻止したり、関西呪術協会の長老会に抜擢された父親の代わりに忍義姉さんが海鳴市の正式なオーナーになったり、それを不服として分家の氷村遊とかいうあんちゃんが襲撃して来たり、それを助けてもらった恭也さんと忍義姉さんが恋人としてつきあうようになったり、色々あった。
ちなみに後でわかったんだけど恭也さんはなのはちゃんのお兄さんだった。
オレが修行していたおかげでなんとかなった場面もあり、修行してきた甲斐もあったというものだ。
その修行では半年ぐらい前から現場にも出始めた。まぁ、メインではなく補助的ポジションだが。これは4
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