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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
強さとは?
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はレイエルにも聞き取れていたらしく、アーシアを自分の後ろに回す。それを横目で見ていたモルクは守るように後ろに回り込み、アーシアの前後ろを守った。守られた本人はブルブルと震えていた。
「・・・モルク、何か絶対居るわよね?」
「絶対に居る・・・レイエル、ちょっとお願い・・・"サンダーボール"!!」
モルクは不明な技名を言うと、上空に黄色くて丸いものを自らの電気で生成する。それをレイエルはサイコキネシスを発動してそのボールを操って音がした方向に飛ばして爆発させると、ビリビリっと音と共に ドサッ という鈍い音が。それが合図になったようにし方の茂みから様々のポケモンが飛び出してきてしまった。でも何だか様子がおかしい。怒ってるなら怒ってるならで分かるのだが、なんか最初から戦う気満々の血が飢えた獣見たいのだから・・・しかもよく見てみると目に光が無いではないか。
「なんか変じゃないこいつら・・・この人達から、酷い言い方だけど生身の気がしない。 簡単に言うと身体だけで心が無いみたいな気がする」
「・・・それってゴーストタイプだからなんと無く分かるっていう勘? だとしたら話は通じなさそうだね・・・」
「うぅ・・・」
レイエルとモルクの会話を聞いている間も震えが止まらないアーシア。だがそれをさらに加速させるように、
「・・・っ!!? モルク、ジャンプ!!」
「うわぁ!!?」「え・・・ひゃっ!!?」
とうとう敵が攻撃を放ってきたのだ。技名は葉っぱカッター・ミサイル針・火炎放射・・・。その攻撃をモルクはジャンプで間一髪、レイエルは浮遊で回避、アーシアはレイエルのサイコキネシスで浮かせてもらって回避出来た。だか着地して一息付く間も無く次の攻撃が迫ってくる・・・。
「あーもうっ!!"サイコキネシス"!!」
前から放たれた三つの技を、またもやサイコキネシス発動して難を逃れる。しかもその放たれた技を活用し、放った張本人に同時に押し返した。
「モルク、戦うわよ!!」
「えーっ!!?こんな大群をボク達三人だけで!!?」
「無茶ですよレイエルさん!!」
「・・・無茶でもやるのっ!!"マジカルリーフ"!!」
その一言にモルクも もう、分かったよ!! と言いながら10万ボルトを繰り出して三体一気に仕留める(ちなみにレイエルは五体一気に仕留めた)。アーシアは回避し続けて、その敵をレイエルかモルクが攻撃して倒して行く。要はアーシアが囮になっているわけで、
「ひゃあっ!!・・・危なっ!!?」
「・・・避けるのうまいからどうにかなりそうね。って、言ってるそばから危ない危ない・・・」
「・・・"10万ボルト"!! ふぅ、それにしてもどうしようかなこの大群・・・」
「え?あっそうね、逃げれるなら逃げたいから突破口を無理やり開くー・・・あっ、ちょっ
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