暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
ドラゴンを呼んだ男のお話・2
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
てみましょうか。ん?さっきから口調が違う?上機嫌なせいじゃないですかねぇ。


調査中・・・・・・


皆さん、大変なことが解りました。今の俺は”念動力”という超能力が極度に発達してるみたいです。

俺の念動力出でいる事は・・・サイコキネシス、テレキネシス、テレパス、簡易な未来予知、テレポートなんかが出来るみたい。後はオリジン・ローとか言う力を通して物事の本質を感覚で理解したりするとか。嘘クセぇ、っていうかオリジン・ローって何だ。
しかし問題はそこではないのだ!問題は・・・この力が応龍皇とのリンクによって身についているという事実なんだよ!

つまり・・・どういうことだってばよ?という人に説明してやろう。

俺の念動力というのは機体の動力である真・五行器によって増幅される。ここまではおk?
で、その真・五行器というのはこいつのいた世界での『T-LINKシステム』というやつの機能と酷似してるそうだ。
T-LINKシステムは確かに念を増大させるが、実は”念で敵を無意識に引き寄せる”というとんでもないトラブル吸引性質を持っているらしい。それによって起こる危機がまた念を成長させるんだとか。
つまり、俺は現時点でガンガン敵を引き寄せるオーラみたいなものを発しているという事だ!!

以上、説明終了!!な、なんだってー!!


視界の向こうに無限に立ち並ぶトラブルという名の(フラグ)を幻視した・・・

「こうなったらもう騙し騙し生きていくしかないなぁ・・・はぁ」

テンションダダ下がりだよホント。あの司書野郎そのうち応龍皇の力で殴り込みにいってやろうか。果てしなく使いにくい上に厄介な力寄越しやがって・・・!

こうして力を持て余したり今後の方針を決めたりした俺は、腹が減ったので無限力を使って飯を食うことにした。取り敢えず大トロ丼作ってみる。

「マグロうめぇ。調理の手間省けるしやっぱこの力便利だわ」

どっちだよオレ。
・・・?なにかが応龍の(つの)に引っかかったみたいだ。引っかかるということはそれなりにでかい物だな・・・後で調べてみるか。



〜その頃時の庭園〜

その女―――プレシア・テスタロッサは自他ともに認める天才魔導師だった。
凡俗には決して理解できない理を理解し、あらゆる知的好奇心を追求し、学問や知識において彼女の右に出る者はいないほどだった。

だが、そんな彼女を以てしても、この次元世界にはまだまだ自分の理解の範疇を越えたものが存在するのだと認めざるを得なかった。何せ・・・たった今その”理解の範疇を越えたもの”に彼女の居城である”時の庭園”が引っかかって(・・・・・・)いるからである。

「推定サイズ8000qオーバーって・・・総エネルギー量は・・・ジュエルシード10
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ