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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
ドラゴンを呼んだ男のお話・2
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 〜応龍皇内部〜

「一時はどうなることかと思ったが・・・何とかなったか」

あの後、ドラゴンは俺の言うことを素直に聞いて亜空間に引っ込んでくれた。その際ドラゴンの情報とかが頭に入り込んできて・・・何と俺は応龍皇のバックアップによっていくつかの超能力が使えるようになっていることが判明した。で、早速その力の一つ、転移を使って”ここ”にやってきた訳だ。

にしてもまさかドラゴンの内部に居住スペースがあるとは予想だにしてなかった。結構広い。ついでにあちこちにお札とか謎水晶とか漢文っぽい文字とかが周囲をぐるぐる回っている。
しかも”龍玉”とかいう機関の余剰エネルギーとやらのおかげである程度内部でモノを作ることまで出来るらしい。

「ニートの部屋としては理想的だな、電気代も家賃も必要ねーし変な勧誘も来ねえ」

そういいながら、例の余剰エネルギー(無限力というらしい)で冷えた麦茶入りのポットとコップを具現化させる。便利すぎワロタ。果てしなくせこい使い方してる気もするが。

「そうだ、ここトイレも風呂も無えからこの際生活スペース作っちゃえ」

エネルギー全壊!逝っけぇぇぇーーーーー!!!


〜しばらくお待ちください・・・〜


出来た!完璧なワンルーム!ついでに来客用の部屋とか応龍皇のメインコンピュータ的なものと直結した部屋とかも作っておいた。

さて、落ち着いたところで早速本題にエンジェル入ろう。

「ではこれより一人ぼっちの作戦会議を始める」

だれとはなしているのだ。冗談はさておき俺の現在の問題を上げよう。

1、衣食住・・・今のところ問題ない。応龍皇の中マジ快適だわ〜
2、年齢・・・この年で平日の町をうろついたらさすがに問題ありそうだな。
3、戸籍・・・上と同じく外を出歩いたとき面倒が生じる可能性あり。
4、名前・・・取り敢えず応龍皇の前の操者だったという孫光龍(そんがんろん)からとって光龍(こうりゅう)とでも名乗るか・・・我ながらDQNネームだな。
(実は自分の名前がちっとも思い出せない。転生の影響なのだろうか?)

で、一番の問題が・・・

「この世界はリリなのの世界らしいから、曰く『原作勢』に接触するべきかかどうかだな」

原作知らなくても断片的に情報は持ってる。確かこの話には「時空管理局」という超独裁独善組織があり、そこに見つかったが最後、勝手にクローン作られたりロロ雑巾のようになるまで働かされたり汚い大人たちの尻拭いをやらされたりしなければならないんだったと思う(※違います)
でも原作で最初に出てくる人はそれなりの良識を持ってたと思うので、その人と接触したら戸籍とかはどうにかなるかもしれない。
MAOH(魔王)は・・・どうしようか?応龍皇による海鳴町監視データによると彼女
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