第五章 StrikerS編
第百二十話 『シホのシュートイベイション』
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さんに向かって槍を構えて突っ込んでいった。
でもシホさんはまた瞬動術という歩法で避ける。
でも、
「今だ! ランさん! レンさん!」
通り過ぎながらもエリオは二人の名を叫ぶ。
瞬間、ビルの上からセイバーズのランが剣を振り抜いていて、隠れていたのか下からレンが円上の魔力刃を構えて突っ込んでいた。
二人同時の一撃!
これで喰らって!
「「斬氷閃!!」」
そしてそれらはシホさんに直撃する。
でも、二人はそのまま吹き飛ばされてしまっていた。
「失敗!?」
あたしは思わず叫ぶ。
でもシホさんは、
「…うん。最後の攻撃はバリアを抜けていたわね。
まだまだ拙いけど連携はよくできているわ。合格よ」
そう言ってシホさんは制服姿に戻りなのはさんのところに戻っていった。
でも、なのはさんはシホさんに少し微妙な表情を向けて、
「…シホちゃん。ナインライブズとフルンディングはまだちょっと六人にはきつかったんじゃない?」
「威力とスピード…どちらも落としていたから大丈夫よ。
それと、あれくらい切り抜けてもらわないとね」
「そうだけど………前に、はやてちゃんがシホちゃんのお仕置きと表した本気のフルンディングでサンドバック状態になっていたよね?」
「そんなこともあったわね…懐かしいわね。あの頃は私もまだまだ考えが若かったわねぇ…」
なんか、そんな恐ろしい会話が聞こえてくる。
八神部隊長ほどの人がサンドバック状態って…。
…よかったわね、スバル。シホさんが本気を出さなくて。
二人は会話を終了させてあたし達のところに歩いてきて、
「さて、それじゃみんなもチーム戦にだいぶ慣れてきたね」
それであたし達は揃って「ありがとうございます」と返事を返す。
それからなのはさんはあたしの事を褒めてくれて「指揮官訓練受けてみる…?」って言ってきたけど、まだあたしにはそんなものは早いのでやんわりと断っておいた。
「きゅくる〜…」
そこにチビ竜がなにか言っているようだ。
「フリード、どうしたの…?」
「なんか、焦げ臭いような…」
それであたしも匂いを辿ってみると、スバルのローラーが焦げ付いていた。
やっぱりさっきの不良な動きは故障している合図だったのね。
「ああー! いけない!! しまったなぁ〜。無茶させすぎたみたい…」
「オーバーヒートかな? 後でメンテスタッフに見てもらおうか」
「はい…」
それでスバルは落ち込む。
でも、あたしも結構やばいのよね。さっきの不発はガタが来ていた証拠だし。
「ティアナのアンカーガンも厳しい?」
「はい。騙し騙しです…」
「みんな、訓練にも慣れてきたし、そろそろ実戦用の新デバイスに切り替えかな…?」
「そうね。ランとレン
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