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仮面ライダーブレイド〜蒼雷の剣士とけんぷファー〜
ミッシングエース1:剣士と乙女の出会い
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だ?」

セップクウサギが首を傾げた後にナツルは言う。

ナツル「何と言うか…あの姿や名前を何かの本で見た様な気がするんだよな…」

ハラキリトラ「もしかして…あそこに置いてある本の事じゃないですか?」

そう言ってハラキリトラが本を置いてある場所を指すとナツルは何本か見た後、その中にある本を見て叫ぶ。

ナツル「これだ!!」

テーブルの上に置いて本のタイトルを見せる。

紅音「『仮面ライダーという名の仮面』?」

ナツル「ああ、どうも覚えがあると思ったけどこれだったんだ…これにブレイドや他のライダーもあったんだよ…もしこれの話が本当なら…ブレイドの他にもライダーが存在するって事だ」

ハラキリトラ「それでどうするんですか?」

ナツルが言った後、ハラキリトラがそう問うと…ナツルは頭を掻く。

ナツル「特に…ない」

それに1人と2体はため息を付く。

紅音「けどまあ…覚えて置いた方が良いですね…それでナツルさん、ブレイドさんの本名って何ですか?」

ナツル「ああ…確か…」

そう言って本をペラペラ捲り、ある項で止めて言う。

ナツル「名前は剣崎 一真…ん? どうしたの紅音ちゃん?」

目を点にする紅音にナツルは首を傾げる。

紅音「いえ…ナツルさんと分かれた後に図書委員の仕事の際に助けて貰った人の名前がさっきナツルさんが言った剣崎 一真さんなんです」

紅音の言った事にええ〜〜〜〜とナツルの声が響いた。



剣崎「はっくしゅん!…風邪かな?」

???「誰か剣崎君の事を噂してるんじゃない?」

鼻を啜りながら首を傾げる剣崎に剣崎の親友である『白井 虎太郎』がそう言う。

虎太郎「それにしても…また剣崎君、戦いの中に入りそうな気がして嫌な予感しかしないよ」

剣崎「…その予感が外れて欲しいもんだな」

虎太郎の言った事に剣崎はそう言う。

…この時剣崎は虎太郎の予感が数日後に起こる事をまだ知らなかった。




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