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仮面ライダーブレイド〜蒼雷の剣士とけんぷファー〜
ミッシングエース1:剣士と乙女の出会い
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君の名前は?」

赤髪の少女「…『美嶋 紅音』だ…それでもう一回言うが邪魔するな!」

そう言ってブレイドの脇を通り抜こうとして…青髪の少女の右手首を見て動きを止める。

ブレイド「?」

いきなり動きを止めた紅音にブレイドは訝しげに彼女を見ると紅音はチッと舌打ちした後にブレイドと青髪の少女に背を向ける。

紅音「つまんねーの」

そう吐き捨てるとこの場を離れて行った。

ブレイド「(何がしたかったんだ? あの子?)あっ、大丈夫かい?」

青髪の少女「あっ、はい…たすかった〜〜〜〜」

そう言ってハーと脱力する青髪の少女だったが茶髪の少女を見て目を点にする。

茶髪の少女「…あの(ジッ)」

青髪の少女「(ヤバイ!!)」

茶髪の少女を見て口をパクパクさせた後、ブレイドと茶髪の少女に背を向けて走り去って行った。

ブレイド「なっ、何なんだ…あっ、君はどこか怪我をしていない?」

茶髪の少女「あっ、はい」

ブレイドに話しかけられ、茶髪の少女はそう答えた後、茶髪の少女は青髪の少女が去った方向を見ながら胸を両手で押さえ、顔を赤くしていた。




剣崎「っと言う訳なんだよ…」

数日後、剣崎は良く行く喫茶店『ハカランダ』にて、目の前の親友と仲間、『城戸 真司』、『乾 巧』、『橘 朔也』、『相川 始』、『上条 睦月』に数日前に会った少女達について話していた。

橘「剣崎、確か赤い髪の少女…美嶋 紅音って言う子が銃を、青髪の少女が手から火の球を出したんだな?」

剣崎「はい…橘さんは何か知ってるんですか?」

剣崎の問いにいや…と答えた後にしかしと言葉を続ける。

橘「お前が言った女の子達の制服は知ってる…その子達は『私立星鐵学院高等学校』の学生かもしれない」

真司「橘さん、知ってるんですか? 確かあそこって10年前までは女子高でその後に共学になったけど男女交際に厳しいって言うのが俺の知ってる事ですけど…」

巧「俺もそれ位だな」

橘の言った事に真司がそう言い、巧も同意する。

橘「実はと言うと…俺はそこのOBだ」

始「そうなのか? 天音ちゃんが大きくなったらそこに行くって言ってたな……それで睦月…そんなにへばってどうした?」

今までの会話でぐぜ〜となっている睦月に始は首を傾げながら言う。

睦月「いえ…転校した学校で知り合った子達に色々と振り回されてて…しかも望美の奴もそれで黒くなったりしてて…苦労してます」

真司「分かる。分かるよ睦月君;」

どよよ〜んとなる睦月に真司が涙目になりながら同意する。

???「あら? 橘さんも星鐵学院の卒業者なんですか?」

そんな会話に入り込むのはハカランダの店長『栗原 遥香』で、橘を見
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