湘南 極楽院にて
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の小さな体にはまだ力は強すぎてね。それを制限させるためにつけてるんじゃ」
そういうと三大は千李に「ホレ」といって髪紐をほおった。
千李はそれをキャッチするとまた髪をまとめ始めた。
「どれくらいで終わる?」
「夕方までには終わるじゃろうて。まぁそれでもセンちゃんは今日泊まって行くんじゃろ?」
「だれがそうしたんだっけ?」
千李は三大にジト目を向けるが三大はそれを無視し奥の部屋に戻っていった。
「まったく。ばあちゃんも変わらないわね」
苦笑を浮かべていると千李に瑠奈が近づいてきた。
「どうしたの瑠奈ちゃん?」
「おねえちゃんもいっしょにあそぼ!!」
千李の問いに瑠奈は元気よく言った。
その姿が千李にはとても無理をしているように見えて千李は一瞬悲しげな目をしたがすぐに。
「ええ。そうね一緒に遊びましょう瑠奈ちゃん」
「うん!!」
うなずくと瑠奈は千李の手を引っ張って外に連れ出した。
……ちゃんと決断しないとね。
笑みを浮かべながらも千李の目は真剣な光を持っていた。
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