第1章 月の涙編
第23話 人間ではない少年
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ヤにはたくさんの仲間がいる。そうじゃろ?ウェンディ、シャルル、ビックスロー。」
マスターが私達の方を振り返る。
ウェ「はい!私の他にもたくさんの仲間がいます!」
シャ「皆騒がしい人だけどね。」
ビ「でも、めちゃくちゃ楽しいんだぜ。ヒッヤッハ〜!」
ベ「楽しい!楽しい!」
ト「皆さん・・・」
私、トーヤさんともっともっと一緒に騒いで、一緒に冒険に行きたいです!その思いが届きますように・・・!
ロ「・・・マカロフさん、トーヤをよろしく頼みます。」
マカ「あぁ、承知した。」
リ「トーヤ、元気でね。」
ト「母さん・・・うん。」
リ「皆さん、トーヤをよろしくお願いします。」
ウェ&シャ「はい!」
ビ「ヒッヤッハ〜!」
妖「トーヤ・ファインよ。仲間を大切に頑張るのじゃぞ。」
ト「妖霊王様・・・はいっ!」
妖「それでは、さらばっ!」
トーヤさんのご両親と妖霊王さんは光と共に消え、黒い雲も消えて、満天の星が姿を現しました。トーヤさんの足はもう透けていませんでした。
マカ「ウェンディ、シャルル、ビックスロー。この事は誰にも言ってはいかんぞ。」
ウェ&シャ「はい。」
ビ「OKだぜ!ヒャッハ〜!」
ベ「OK!OK!」
トーヤさんは空を見つめていました。トーヤさんには私達やお化け達がついてます。1人なんかじゃありません。
ウェ「トーヤさん、ギルドに戻りましょう。」
ト「はいっ!」
お母さん譲りのトーヤさんの紫色の瞳には、薄っすら涙が浮かんでいました。
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