暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第1章 月の涙編
第23話 人間ではない少年
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
霊王様に頼んで3年間人間の姿で、魔道士として人間界に送り込んだんです。そして今日、僕が人間界に来て3年目、僕は妖霊界に帰らなければならないんです。」

と、という事は・・・

ウェ「ト、トーヤさんと・・二度と、会えなくなる、って事・・・ですよ、ね?」

トーヤさんは黙って頷きました。

マカ「やはりな。」

ト「わっ!」

ビ「ヒッヤッハ〜!」

シャ「え?」

ウェ「マスターに、ビックスローさん!?」

なぜ2人がここに?

マカ「話は全部聞かせてもらった。」

ト「え・・・」

ウェ「マスターは知っていたんですか?トーヤさんが、幽霊とだいう事を・・・」

マカ「あぁ、()()()()()()()()()()と言った方が正しいじゃろ。」

シャ「ど、どういう意味よ・・・?」

ビ「俺は最初から気づいてたぜ〜。」

ベ「気づいてたぜ、気づいてたぜ。」

そっか、ビックスローさんは人の魂を見る事が出来るんですよね。

マカ「トーヤ、お前がローター・ファインとリアン・ファインの息子だという事もな。」

ト「!!?」

ウェ「えぇっと、トーヤさんのご両親の名前ですか?」

マカ「そうじゃ。」

ト「な、なぜそれを・・・?」

マカ「何じゃ、聞いておらんのか?お前の両親は、元妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔道士だからじゃよ。」

ト「・・・え?」

トーヤさんのご両親が元妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔道士ィ!?

マカ「わしが若い頃尊敬していた人物じゃ。ローターは生きてりゃ、3代目マスターじゃった。」

じゃあ、ローターさんが生きていたら、マスターはマスターじゃなかったんですね・・・

マカ「初めてお前の顔を見た時から勘付いておった。紫色の瞳は母親のリアン譲り。銀色のクセ毛と丁寧な口調は父親のローター譲り。トーヤ、お前は2人にそっくりじゃのぉ〜。」

マスターは懐かしそうな目でトーヤさんを見た後、トーヤさんの後ろを見て、

マカ「久しぶりじゃのぉ〜。ローター、リアン。」

ロ「元気そうですね、マカロフさん。」

リ「トーヤがお世話になったわ。」

3人が過去の事を話しています。しばらくしてから、

マカ「ゴホン!ローター、リアン、そして妖霊王とやら、トーヤをこのままずっと人間界にいさせてくれんかの〜?」

マカ以外「えぇっ!?」

トーヤさんはもちろん、トーヤさんのお父さんとお母さんも、妖霊王さんという方も、私もシャルルもビッグスローさんも、マスターを見て驚嘆の声を上げました。

マカ「心配せんでいい。わしが心を鬼にして面倒を見てやるわい。それに、トー
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ