暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第1章 月の涙編
第23話 人間ではない少年
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
シャ「今日のトーヤ、なんか変ね。」

ウェ「やっぱり、シャルルもそう思う?」

月の涙(ムーンティア)との戦いから3日後、今日のトーヤさんはいつもと違います。何が違うのかと言うと・・・1人ずっと窓の外を眺めているんです。え?全然可笑しくないじゃんって?いえいえ、いつもなら皆さんと話したり、ショールさんとお茶を飲んでいるはずなんです。どうしたんでしょうか・・・?
すると、トーヤさんは窓から離れ、バーカウンターの方に行き、

ト「ミラさん、僕、しばらくギルドを留守にしたいんですけど。」

ミ「分かったわ。何日ぐらいかしら?」

ト「・・・1週間ほど。」

1週間!?トーヤさん1人でですかっ!?そんなの危険すぎますっ!

ウェ「トーヤさん!」

ト「ウェ、ウェンディさんに、シャルルさん。」

シャ「アンタ、今日どこか行くらしいわね。」

ト「聞いてたんですか?それがどうかしましたか?」

ウェ「私たちも連れて行って下さいっ!」

ト「え、えぇ!?」

ウェ「わがまま言ってゴメンナサイ。でも、1人よりは心強いと思います!」

ト「僕の事は大丈夫です。それに、外出するのは今夜ですから。」

シャ「ますます危険じゃない!」

ト「・・・・・」

トーヤさん、少しは私たちを頼って下さい・・・

ト「大丈夫です。お化け達もついてますし。ウェンディさんとシャルルさんの気持ちだけで嬉しいです。」

ウェ&シャ「・・・・・」

この言葉に私もシャルルも何も言い返せませんでした・・・

***********************************************************************************************************

その夜、

ト「それじゃあ、行って来ます。」

ミ&ル「いってらっしゃ〜い♪」

ナ&グ&リョ「頑張れよーっ!真似すんなっ!」

エ「喧嘩をするなっ!」

ナ&グ&リョ「あいーーーっ!」

ハ「オイラの真似しないでよ〜。」

マ&ユ「気をつけてね〜。」

ショ「良い知らせ持って来いよ〜。」

トーヤさんは皆さんに見送られて出かけて行きました。
私とシャルルはというと・・・トーヤさんを尾行する事に決めましたっ!トーヤさんには悪いですけど・・・

シャ「行くわよ。」

ウェ「うん。」

私とシャルルはこっそりトーヤさんの後を追いかけました。

*******************************************************************************************************
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ