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IS < インフィニット・ストラトス >【最強の転生者】
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Prologue 【 誕生 】
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誕生
日本のある街に存在する総合病院で今、1つの生命が誕生しようとしていた。
病院内にある分娩室の前に1人の男性と看護婦がいて、男の方は設けられてはいる長イスに座って、今か今かと貧乏揺すりをしていた。
「岸本さん、もう少しで生まれると思うんで待っててあげ てください。」
“岸本さん"と呼ばれた男性と看護師の会話があってから、数十分経つと分娩室の中から元気な赤ちゃんの泣き声が 聞こえてきた。
『おぎゃあ!!おぎゃあ!!』
「岸本さん、おめでとうございます。
元気な男の子が産まれましたよ。」
赤ちゃんの泣き声が聞こえて直ぐに、分娩室の中にいた看護師さんが報告しに出てきてくれた。
「そうですか、ありがとうございます。」
そう言って、男性は病室に入っていくとベットに横になっている妻だと思われる女性とその横で気持ち良さそうにぐっすり眠っている赤ちゃんがいた。
「あなた…、私がんばって産んだわよ。」
「あぁ、お疲れさま。」
『あぅ〜、あぅ〜』
「あら、ごめんなさい。起こしてしまったわね。よしよし」
(この人達が、この世界でのお母さんとお父さんか。)
「そういえばあなた、この子の名前考えてきてくれたの?」
「ああ、ちゃんと考えてきたぞ。」
名前か…どんなんだろう?
「この子の名前は昌之(マサユキ)。岸本昌之だよ。ママ。」
「昌之か…良い名前ね。」
「そうだろ。」
『あぅ〜、あぅ〜』 (前世と同じか…)
「あっ!マ、ママ今の見た!? 昌之が僕の方を向いて微笑んだよ!」
「や〜ね〜、貴方そんなことぐらいではしゃいじゃって。でもね貴方、さっきの見てたのはパパじゃなくて、私の方を見てたのよ。ねぇ〜」
(なんだこの2人は。 目の前に自分たちの子どもがいるというのに、放置してイ チャイチャするのか!?)
「あ、そうだ。あなた…」
「うん。」
「「私たちの間に生まれてきてくれてありがとう。そして、これからよろしくね、昌之。」」
『あぅ〜、あぅ〜』
(これからよろしくね、父さん、母さん。)
俺はそう思いながら意識を手放した。
数年後
俺が生まれてから4年が経ち、今俺は地元の幼稚園に通おうとしている。
えっ!?生まれてからの4才になるまでの生い立ちの説明が省かれてるって?
あんな、俺の闇歴史の話を聞きたいのか?
辞めてくれ。
あんなこと話すのも、聞くお前も恥ずかしい気持ちになる だけだから。
と、まあそういうわけだから諦めてくれ。
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