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天才少年と電脳少女
凍り付いた街

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・・・・乗り物を乗り継ぎ、東京にたどり着いた俺たちは息をのんだ東京タワー、ビル、車、街、すべてが凍り付いていたのだ。
東京タワー付近で氷河期プログラムの集合体は、冷気を吹きだしていた。その冷気が、街をまた厚い氷でおおっていく
「これは・・・・・」
俺たちはただ、立ち尽くすしかなかった。
「これじゃ、もっと強い力のミサイルが必要になる。今の俺たちには・・・・・何もできない・・・・」
龍次は力なくつぶやいた。龍次の言うとおりだった。だから、俺たちには何もできない。立ち尽くすしかない
俺は唇をかみしめた。悔しかった。何もできない自分に腹が立った。日本を、俺たちは守ることができないのか・・・・・?
プシュープシュー
その時、異様な音が聞こえた。氷河期プログラムの音じゃなかった。その音はだんだん近づいて来る。その音は、だんだん、人の呼吸にも聞こえた
俺たちは声のほうに振り返った。すると、冷気の中から、人が現れた。俺たちはその姿に動揺した
「あ・・・・・アイン・・・・・?」
龍次は驚いていた。アインの体は氷でおおわれており。まるで自分の体を氷で守っているようだった
「アイン、どうしたんだ?」
夢人は首を傾げながら言った
「気を付けろ!こいつはいつものアインじゃない!」
彩華は、そういいながら下がった。その目は、何かを恐れているような眼だった
アインの眼は、青く輝き、殺気立っていた
「お前、ミスクアトロをどこにやったんだ!」
ギブミーファイブはアインに怒鳴った。その時だ。龍次のiPadに、メールが届いた。そのメールを開くと、そこにはミスクアトロがいた
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