第8話 覇王の片鱗と悪魔との出会い?
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させるような殺気と何かのオーラを放ち始める。
そのオーラを見た私は不意にカリスマ性を全開に発揮したお姉さまを思い出す。
今のイッセーからはそれと同じようなオーラが溢れている………
「イッセー………」
そんなイッセーをオーラに当てられて熱が引き始めた私は見つめた。
もしかするとイッセーはお姉さまのような誰かを率いる王のような存在へと成長するのではという想像しながら………
「あっ、そうだわ!!今のうちにあの子を連れて来ないと………」
そんな想像をしていると不意にレイナーレがそんな事を呟く。
「ん?仲間はもういないんじゃなかったの?」
私がレイナーレにそう聞くと
「ええ、堕天使の仲間はもういないわ、でも私の大切な人間の親友がまだいるのよ………お願い、一緒に来てくれないかしら?」
そう言ってレイナーレは私達に頭を下げる。
するとイッセーがそんなレイナーレに近寄り
「何言ってんだよ、俺達友達だろ?力を貸すに決まってんだろ?」
そう言って笑いかける。
そして今まで空気状態だった三成がため息を吐きながら一振りの刀を呼び出してイッセーの後ろに控えるようにして立つ。
すでに臨戦状態に移行している。
私だってポケットにスペルカードがあること確認してレイナーレ方に歩み寄った。
「………ありがと……」
レイナーレは涙でをこぼしながら私達にお礼を言うが
「その言葉は親友を助けた時に聞くからまだ言わないでね?」
私はレイナーレにそう言って笑いかける。
それを聞いたレイナーレはただただ頷くだけで何も言えない様子だった。
「それじゃあレイナーレの親友を助けに………」
イッセーがそう言って出発しようとした瞬間
「それならこの私に一言報告があっても良いはずなのだけど………このグレモリー家の領地で何をしようとしているのかを説明してもらえるかしら?」
駒王学園の制服を着た紅髪のスタイルの良い美少女がその髪と同じ色の魔方陣から3人のお供を連れて現れたのだった………
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