二十八話
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「うちは、恋より弱いし、馬騰さんの足元にも及ばん」
「人の事を言えた義理ではないな。今の所、変わって無いのは姉者だけか」
「失礼だが、あんなので務まるのか」
「ああ、兵士や、部下の信望が一番厚いんや。それにあの性格に裏表の無いところがうちらも信用できるんや。それに華琳さまの敬愛を隠しもせんところやな」
「そうか、そうだな。大将軍はただ強いだけでは務まらないよな」
結果としては、翠も如水の奇計に嵌り惨敗した。
「優男なんて言うんじゃ無かった、外見で既に騙された」
「よっぽど、こたえたのだろうな。だから、そのしかえしで翠を慌てさせたのだろう」
「せやで、如水を怒らせたら、後が怖いで」
そういいながら、二人は自軍の足りない所の研究に余念が無かった。
翠は改めて、曹操軍の強さと、その幕下の将達が強さに貪欲な事を改めて知った。
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