二十七話
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全てが私の力を象徴する城だわ」
「その様にしたつもりだ」
華琳は如水の仕事ぶりを褒め、あいかわらず、如水は華琳の意に沿ったまでと言った。
そして、本題に入った。
「…私は、王を名乗ろうと思うわ」
「そうか…」
「もはや、漢王朝にこの天下を統治する力は無いわ。それに代わる秩序は私が創る」
「そうだな、君にはその覇道こそ相応しい」
「褒めてる?」
「…すまない、この様な言葉しか思いつかない」
「そう。でもそうね、私は自身の力で自分の道を切り拓く。それこそが私の生き方」
「私も、力の限り、支えて頂きます。我が王」
華琳の宣言に如水はひれ伏して答えた。
その二日後、華琳は即位し魏王と称した。
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