第1章 月の涙編
第17話 かくれんぼバトル
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エ「・・・ここか。」
ショ「間違いねェな。」
俺達最強チームは今、月の涙のギルド前。木で出来た看板に、黄色いペンキで三日月が涙を流している絵が描かれているから間違いねェ。
エ「行くぞっ!」
ナ&ハ&マ「でぇりゃアアアアアッ!」
言うが早いが、エルザの合図と共にナツとハッピーとマヤが作戦Tに出た。
ルーシィの話によると、“作戦T”というのは突撃の頭文字の“T”らしい。見事に月の涙のギルドのドアは破壊され俺達はギルドに突入!ナツとハッピーとマヤはエルザに怒られてたけどな。自業自得ってやつだ。
?「まぁ、随分ド派手な登場ですね。」
中に入ると、セミロングの金髪に、藍色のスパンコールが付いた長いワンピースを着た女が立っていた。
グ「わざわざそっちから出迎えてくれるとはな。」
?「話は風の噂で聞いています。私達を討伐しに来たのですね。妖精の尻尾の皆さん。」
ト「そこまで知っているなら話は速いですね。」
ル「ところで、あなたは?」
ルーシィ、無闇に敵の名前を聞くのは止めといた方がいいぜ。ルーシィだから許すけど。
シャ「私はシャイン・スター。月の涙のギルドマスターです。」
ウェ「この人が・・・」
シャイン・スター。俺が想像してたのと随分違うな。てっきり俺は、巨漢で恐ろしい男みてェな女を想像してたんだけどな。
シャ「早速バトル!と、言いたいところですが・・・」
リョ「何だよ。逃げるつもりか?」
俺が軽く挑発すると、
シャ「とんでもない!せっかくの戦いを自分達から逃げる事は絶対にしませんよ。ただ、普通に戦ってもつまらないので、かくれんぼバトルなんてどうでしょう?」
かくれんぼバトル?
ナ「何だそれ?食いもんか?」
ユ「それ、本気で言ってるの?」
やっぱ、アイツはバカだな。
エ「・・・話を続けてくれ。」
シャ「え、えぇ。ルールは簡単。ギルド内やギルド周辺のどこかに私の仲間が隠れているわ。あなた達が鬼で、見つけたらバトルスタート!」
ショ「へぇ〜、面白そうだな。」
マ「随分手の込んだバトルなんだね。」
ウェ「ちょっと、大変そう・・・」
ト「でも、楽しみながら戦えますね。」
エ「良いだろう。受けて立つ!」
エルザが言うなら仕方ねェな。
ナ「燃えてきたぞ〜!」
グ「とっくに燃えてるだろ。」
リョ「だな。」
こんな調子で大丈夫なのか?
シャ「そろそろ、私も隠れないとね。お互い頑張りましょう。といっても、私達月の涙が勝ちますけどね。」
そう言い残し、俺達
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