虚空爆破
Trick09_まったく、あいかわらずだな
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れに違反しているから、
固法さんに『明日は1日休みなさい!』と言われて今日は非番です。
それで1日を使ってA・Tの整備をしてたんですけど、少し行き詰って。
それで公園で気分転換してたんですよ」
「なるほど、また空を見てたと」
「その通りです」
御坂は信乃の笑顔に呆れたように笑った。
同時に4年間も会わなかった人だが、一番の癖が全く変わってなかった事に
少し安心をしていた。
(まったく、あいかわらずだな)
御坂がそんなことを考えていると初春が信乃に話しかけた。
「ってことは信乃さん! 今暇ってことですね!?」
「まあ、A・Tの整備も急ぐことではないですし、今現在暇と言っていいですね」
「なら、私たちと買い物に行きませんか!?」
そういったが、その目は信乃ではなく佐天の方を見ていた。
「う初春!? え、その、そうですね行きましょう信乃さん!」
「いいんですか? 女性3人で楽しんだ方がいいと思いますけど・・」
「大丈夫よ。あんたも買い物に付き合いなさいって」
最後に御坂にまで言われて信乃は断れない状態となった。
「まあ、わかりました。お供します。荷物持ちでもなんでもやりますよ」
「そうと決まったら早速行きましょ!」
御坂が3人を急かして歩き出した。
後を追って歩いた3人だったが、
「佐天さん、よかったですね(ボソ)」
「初春、あんたやっぱり・・」
「どうかしましたか、初春さん、佐天さん?」
「いえ、なんでもありません!」
「早く御坂さんのところに行きましょう!」
内緒話が信乃に聞かれそうになったため、慌てて御坂の方へと2人は逃げて行った。
つづく
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