第6話 符術師への道
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練も盛んで、思いがけずそちらの修行もすることなった。
ちなみに「神鳴流」だ。
まぁ、まだ6歳なので体力をつけることと体幹を鍛えること、そして気を制御することが目的だが。
で、一通り適性を調べると、符術に適性があった。
というか、魔力を体から離す「念」でいう放出系の適性が低かったので、「符」といういわゆる魔法のお札を作り、使うほうが向いていた。
こうして、符術を近坂先生、神鳴流の剣技や気について赤木師匠について学ぶことになった。
で、「念」の修行もちょうど良い頃合いということで、6歳の誕生日に「水見式」をした。
「水見式」というのは、グラスに水を入れ、その上に葉っぱを浮かべ、両手をグラスの脇にかざし「発(練)」を行い、グラス内で起きた変化によって念能力者の自身の系統を判断する方法だ。
念の系統には、強化系・変化系・操作系・具現化系・放出系・特質系の6種類がある。
自分にあった系統の方が伸びやすいので、系統別の修行を行う前にそれを把握するのは重要だ。
強化系は、自分自身を含め、モノの持つ働きや力を高める能力だ。
水見式では水の量が変化する。
変化系は、オーラの性質をゴムや電気や糸等に変化させる能力だ。
水見式では水の味が変化する。
操作系は、オーラによって物質や生物を操る能力だ。
水見式では葉っぱが動く。
具現化系は、オーラを物質化する能力だ。
水見式では水の中に不純物が交じる。
放出系は、オーラを体から離した状態で維持する能力だ。
水見式では水の色が変化する。
最後の特質系は、それ以外の変化をする。
さて、ちょっと洒落たワイングラスに水を入れ、葉っぱを浮かべて水見式だ。
一応、なんとなく、水道水ではなくアル○ス天然水を使っておく。
準備をしている間にテンション上がってきた!
さぁ、どうなる!?
水が!
水が!
何も変わらない………。
水の量も増えなければ、葉っぱも動かず、水の色も変わらなければ、中に何か現れることもない。
あっれー?
これは、もしかして………。
かすかに甘い?
おぅ、どうやらオレは変化系だったらしい。
原作で言うとヒソカやキルアと同じ系統だ。
「発」の水見式での変化もキルアと同じ水が甘く感じるようになっているので、目指すはそう、最高級の蜂蜜の甘さだ!
この日から毎日寝る前に「発」の修行をする小学生が誕生した。
系統別修行を始めるようになってからは、熱田に行かない日は学校から帰った後、「纏」「絶」「練」「発」「円」「凝」「周」「堅
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