暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 白銀の死神
アイングラッド
プロローグ

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「ふっ!!」
黄色の光を纏いながら右手の剣を一閃する。
片手剣縦二連撃<<バーチカル・アーク>>
まともに正面から二連撃を喰らった敵<リザードマンロード>はHPを0にしてポリゴンを爆散させた。

「ふう」
今日何度目かもわからない溜息を吐きながら俺は剣をしまい、いつもの癖で索敵を行う。だが、このあたりにもう敵はいない。

「なら帰るか・・・」
そう言いつつ出口へ向かっていく。



少し歩くと、知り合いが座っているので、声をかけることにした。

「よう、キリト」

「ナオか、久しぶりだな」

「そうだな。お前、これからどうする?」

「もう疲れたから帰ろうかと」

「そうか、なら一緒に帰らないか?」

「飯ならおごらんぞ」

「ははっ、お前にそんなの期待してないよ」

「・・・まあいい、帰ろうぜ」

「だな」

そういって俺たちは迷宮区の出口へ向かっていった。


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