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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
もしも最強の騎士の力を手に入れたら・・・?
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ただその鎧の騎士に見とれるように眺め続けた。

姿は悪役のようだけど、まるでおとぎ話の勇者様みたいだな。
でも実際は化物の少女を助ける暗黒の騎士、かな?

などと考えたた矢先―――鎧の姿が光と共に掻き消えた。

全く何が起きたのか分からなかった。あの鎧さんは一言もしゃべらず、そして私も猿轡のせいで話しかけることが出来ないままの別れだった。
やがて自分の家族が助けに現れて、すずかは姉の胸に抱かれながらもずっと同じことを考えていた。
これは夢じゃない。なら、自分を助けてくれたあの鎧の騎士さんも、夢じゃないんだ。




鎧の騎士さん、また会えるかな?



 = =



「うわぁぁ〜〜〜〜ん!!」
《・・・少年》
「血が!血がだら〜ってぇぇぇ〜〜!!」
《・・・・・・少年》
「僕そんなつもりじゃ!怖かったから!ひっぐ、ちょっと手を翳しただけなのにぃぃ〜〜〜〜!!!」
《・・・これは、先が思いやられる》

精神年齢12歳、肉体年齢9歳(本人はまだ気づいていないが)の少年に、流血沙汰はまだ早すぎたようである。



        〈 ̄ヽ
    ,、____|  |____,、
   〈  _________ ヽ,
    | |         | |
    ヽ' 〈^ー――^〉  |/
      ,、二二二二二_、
     〈__  _  __〉
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       / /   |  |  |\
   _ __/ /   |  |__| ヽ
   \__ /    ヽ_____)


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