レーヴァティン〜クロスクエスト〜
VS焔の龍騎士団
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!!」
巨龍の攻撃を避けて、上に座る騎士を攻める。レンホウの攻撃から分かったことだが、どうやら首などの関節部分が非常に脆弱なようだ。
「くらぇえええ!!」
セモンの刀がオレンジの光を再び纏う。
《神話剣》ソードスキル、《アラブル・リープ》。鎌の要領で振るわれた刀が、龍騎士の首に食い込む。
「やぁああああ!!」
コハクの槍が紫の光を宿す。
《妖魔槍》薙刀系ソードスキル、《アザレア・バース》。両腕と胴体を斬りつける。
これにより騎士のHPはあえなくゼロになり、騎士は四散した。
「オオオオオオオッ!!!」
同時にレノンが、龍を鷲掴みにすると、大きな咢一杯に炎を溢れさせ―――――
彼の本領であるバーニングブレスを放った。
*
「さて、僕らも行くかな」
「了解した」
ゲイザーが地面を蹴る。鍛え上げられた敏捷値パラメーターがゲイザーをブーストし、瞬く間に龍騎士に接近する。
「……ッハ!!」
ほのかに青い燐光を纏ったゲイザーの掌が龍に押し当てられる。次の瞬間に激しい閃光。
「グギャァアア!?」
《流星拳》ソードスキル、《スプラッシュ》。
さらにゲツガが地面を蹴り……恐ろしく高くまで、跳ねた。
「うわすげ」
感嘆の声を漏らすシャノンをよそに、ゲツガは空中で大剣を逆手に構えて、落下の勢いも合わせて振り下ろす。
ズバァアアアアアア―――――ン!!
……激しいインパクトが巻き起こった。巨龍が弾き飛ばされてこちらに吹っ飛んでくる。
「それじゃぁ、僕も出番を増やしますかね」
シャノンは二本の巨剣を構えて、呟いた。
「《ビットスタンバイ》」
するとシャノンの周りにエネルギーでできた無数の小剣が現れる。
「……《ホーリースター》」
無数のビット達は次々と射出され、巨龍を突き刺していく。そして、シャノン自身も両の大剣を構え―――――
「……《アメンラー・インティカ》」
振り下ろした。
巨龍の翼は真っ二つに断ち切られ、そのまま龍は後方へ吹っ飛んでいく。
そこを狙ってゲツガが跳躍。あらゆるパラメータボーナスを筋力値につぎ込んだ彼の跳躍力は恐らくこの場にいるだれよりも高い。
大剣ソードスキル唯一の逆手持ち剣技、《イラトゥス・エスト・ドラコ》が巨龍を騎士ごと切り刻んだ。
落下した龍は、騎士を失ってなお持ち前の(?)しぶとさでHPをわずかに残していた。しかし
「終わりだ。往生際が悪い」
上から降ってきたゲツガと、
「……せめて安ら
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