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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第二章 『過去と記憶』 ‐断片‐
第29話 『始動』
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そう質問すると、蘭さんは『ええ』と返答した。
「私の学校の友達がそのゲーム好きなんですよ、それでよくやっていて――」
「よし蘭、だったら悠と戦ってくれないか」
「おい蘭、お前悠と戦え」
「え、えぇぇぇ!?」
無茶振りだろう。
突如としてそんな発言をした一夏と弾に対して言葉にこそしなかったが、内心でそう突っ込む俺。
いや、まあ――確かに戦ってみたいというのはあるけど。
「あはは、まあ折角だし――よかったら相手してもらえませんか? お嬢さん」
「あ、あぅ……そ、それじゃ――」
「たらしめ」
「妹は渡さんぞ」
何を言いやがりますかこいつ等は。
それと弾、俺は蘭さんをどうこうしようとかそんな気持ちは断じて無いぞ。
とりあえず2人は後で修正、いや粛清確定だなと思いつつアケコンをを持った蘭さんを確認すると機体選択。
俺は迷わず愛機、Ξガンタムを選択。
対して蘭さんは――ほほう、ユニゴーンを選ぶか。
ユニゴーンは最高コストの機体で、火力が高くトリッキーな機体だ。
それ故にかなり癖があって、玄人でも使いこなすのには結構苦労する。
ちなみにこの機体が出てる原作、すげぇ大人気だったりする。
DVD買えなくて、開発部の人に借りたのを今でも覚えてる。
で、ユニゴーンの特徴的な武装としてはIS-Dという特殊時限強化と、そして射撃武器であるビームマクナム。
後、規格外性能と言っても過言ではないアシスト射撃だ。
使いこなされるとできれば相手にはしたくない機体だが……蘭さんはどう見てもお嬢様だ。
ならば、使いこなせるわけが無いと俺は思う。慈悲はないのかって? 手加減など俺の辞書には無い。
――まあ、後で俺はそれを後悔することになるんだけど。
機体選択が終了して戦闘開始――お互い射撃で牽制しあって暫くが経過する。
予想よりやる、強引に攻めるしかないのか。
そして踏み込む――お互い体力がレッドゾーンの状態で刺し違えて相打ち。
くっ……強いぞ。
そして試合も終盤―― 一気に畳み掛ける
「貰った!」
一気に俺は時限強化、『ミンナスキー・クラフト』を発動して蘭さんのユニゴーンに突っ込んでいく――これで決めてやる、そう思ったのだが。
「それはこちらの台詞です、貰いました」
「な、何ぃ!」
ブァンネルミサイルを置いた瞬間に蘭さんはIS-Dを発動。
そしてIS-Dの特殊能力として『ブァンネル系の兵装は無効化される』。
さっきから使わないと思っていたら、これが狙いだったのか……!
何とかしなければと思い、遠距離戦闘を仕掛けようとするが――
IS-D発動状態のユニゴーンには簡単に追いつかれてしまう。
「な、なんとぉー!!」
このままではフルコ
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