第一部
無関心2
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自分の中でも思う程に、
浴びせた電撃の量が多かったなあとか若干、反省しつつ気絶したレオンが見ていた方を見ると
リノ「・・・死んでんじゃん」
上半身裸の蛆虫が、
あたしが食べていた物と同じポテトサラダの中に顔を突っ込んでいた
しかも右手には肉を持ってるし。
「「「キャァァァァァ!!!!」」」
「と、突然死よ・・・!!」
「奴は旅人なのか・・・!?」
「え、ええ・・・」
「どうやらマスターと話している最中に・・・」
・・・ああ、コイツ何処かで見た覚えがあるぞ←
確かニョン婆が言ってた・・・
「白髭二番隊隊長・・・ポートガス・D・エース」
・・・ああ、確かそんな名前だったわ←
リノ「・・・え」
って、矧C軍!?
しかも蛆虫増えてるし!?
レオン『これはマズい事になったな』
リノ「そうみたいだね。アンタのムカつくその口もなんとかしたいよ」
レオン『俺は炎でお前は雷、相性的に俺の方が上だ』
リノ「うっさい!見てなよ!?いつしか炎にも勝ってやるんだから!!」
レオン『無駄だ』
あたしたちは誰にも聞かれなさそうな程度に声を潜めて話し合う。
とは言っても人間がレオンの言葉を分かる訳がない。
あたしだってどうして解り始めたのかは不明だし←
でもまあ・・・こんなとこにあのバカの息子とやらがいるとはね〜
蛆虫は害虫、害虫は蛆虫でしか無いと思うけども(笑)
その事をあのバカの前で言えば面倒臭くなるから嫌なんだよなあ
「「家族を馬鹿にするなあああ!!!」」
とか言って怒鳴られそう←
レオン『どうするんだリノ・・・ここでお前が七武海だとバレると色々と厄介だぞ』
リノ「確かにね〜」
海軍とバカの息子とやらに向けていた身体を、
まだお皿にたくさん残っているおつまみ用のお肉にフォークを刺す
リノ「大仏男に通報されるかもだし?」
レオン『さすがは気楽だな・・・』
リノ「面倒事に首とか突っ込みたくないし」
そう思うのが普通の人←
あたしも普通の人なんだからそう思う←
レオン『だが・・・何かと厄介のような気がするんだが、この現場は・・・』
リノ「気にしすぎ。んなの糞を見てれば気にしないから」
レオン『・・・食事中だ』
一つ咳払いをしながらレオンがあたしに呆れてお肉を食べ始める。
そうしてあたし達は空気となるべく話は終わる
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