第一部
出会い編
無関心
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リノ「あたしなににしようかな〜」
まだお店の中に入っていないのにも関わらず、
いつもみたいにあたしは意気揚々と、余り乗らない気持ちで
ドアもないオープンなお店の中に入った途端・・・
リノ「・・・蛆虫だったか」
かなり裏表がありそうなおじさん店長があたしを見た途端に
害虫が浮かべる笑顔をあたしに向ける
「いらっしゃい」
リノ「・・・」
「・・・?」
右手がワナワナと震える←
・・・という最悪な事態をレオンは無視して、
誰もいない場所へと向かうと丸イスに座る
「ご注文は何にする?」
リノ「んじゃあ取り敢えず死ね」
・
・
・
・
とは流石にこの場で言うのもなんなんだけど、
リノ「山盛りの肉皿を一つと、ポテトサラダとお肉のおつまみを」
「あいよ〜」
あ、ここでもお肉のおつまみとかあるんだ←
アマゾン・リリーの島でよく行ってる
お店のオーナーに言ってた言葉がここでも通じるなんて←
ここ、蛆虫さえいなければ第二のお気に入りに出来たのに←←
「待たせたな。肉の山盛りと、ポテトサラダ、肉のつまみだ」
リノ「・・・はい、レオン」
オーナーらしき男が触っていた場所と違う所を持ってレオンの前にお皿を出すと、
レオンはいつもみたいにお肉を食べ始める。
レオン『味はやはり違うものだな』
リノ「まあそりゃあ〜ね〜。
オーナーと全く同じ味だったら逆に怖いでしょ」
レオン『たしかにな』
ふきんでしっかりとスプーンを拭いてからポテトサラダを食べ始める。
…うん、確かにこれはこれで悪くないかも←
これならイケるわ。
レオン『判定はどうだ?』
リノ「バッリバリ(笑)」
レオン『オーナーが泣くぞ』
リノ「着いたら自慢しよ(笑)」
頭の中でオーナーがハンカチを口に加えながら泣いている姿を想像しながら食べていると
あたしとかなり性格が似てるのかもって思う程に
興味を引く物が全くと言ってもいい程に無関心のレオンが、
食べるのを止めて何処かを見た
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