第一部
出会い編
無関心
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?嘘商売だあ?」
「獣とお喋りするお嬢ちゃんを可哀想だと思った婆さんが話しかけてやったのによ〜」
「それを嘘商売、って言って追い返すのは同じ商人としてその言葉は頂けんなあ」
「さあ謝って貰おうか?」
正しく蛆虫、正しく害虫、
「おいおい何とか喋ろよ」
一人の男があたしの腕に触れようとした途端に
「「「ぎゃああああああ!!!!!!」」」
街中に悲鳴が鳴り響いて、あたしの周りにいた蛆虫共は全員、失神した
「「「「「這這煤E・・」」」」」
リノ「何が獣とお喋りする事が寂しいだあ?テメーら本当に殺すぞ!!
ざまああみろやああ!!!」
レオン『リノ、行くぞ』
落雷が落ちたことで辺りにいた人たちが全員あたしの方を見る。
リノ「・・・テメーら見てんじゃねーよッッ!!!」
五歩歩いた所で振り返って思い切り叫ぶと、
全員が全員、肩を震え上がらせてあたしから視線を逸らす
******
リノ「マジで信じらんないよ」
蛆虫があたしを見る度に落雷を落とし、
この街に来ているらしい海軍に追い掛け回されるはめになった。
レオン『素顔を隠しているから追われるんだろうな』
リノ「仕方ないじゃ〜〜ん」
あたしだって海軍とかクソとしか思えないんだから・・・←
男(蛆虫)しかいない聖地なんて、素顔を隠すに決まってんじゃん←
リノ「蛆虫に顔を見せたがる程にあたしはバカじゃない」
レオン『嫌なのは分かるが賞金首として処刑されないだけでもマシだ』
リノ「あ、それは確かに」
かつてあたしには六億の多額がかけられていた。
ただ一つの行為でここまでの多大な金額をかけたのは意味分からなかった。
けどまあ・・・大仏男のおかげでむやみに人を殺す事も無くなったし、
人と関わる事も無くなった。
けど、大仏男は賞金首を掻き消す代わりに七武海に入る事を強制的に勧められたし…
心を閉じていたあたしは誰にも近づかなかった。
でもまあ・・・七武海の中で唯一の女、
ハンコックがあたしに話しかけてきた時は嬉しかったなあ
今ではかなりお世話になってるけど←
ハンコックとの出会いを懐かしんでいると、
何処からか強く臭ってくる美味しそうな料理の食べ物に足を止める
リノ「あ、レオン!昼時なんだし、ご飯食べよ!」
レオン『ご飯…?もうそんな時間なのか』
リノ「ここならレオンが好きな肉もあるんじゃない?」
レオン『そうだな』
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