第五章 StrikerS編
第百十九話 『ぎこちない距離感、深めあう仲間達』
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。距離感が縮まった感じがするよ。
私がまた一人感激しているとティアさんが「さ、遅れてもなんだからさっさと行くわよー」と言ったので私達六人で向かうことにしたのだった。
そして到着するとリインさんが待っていてくれていた。
リインさんは自宅、つまり八神部隊長の家はシホさんの家とご近所なので昔から良くしてもらっていたからあまり頭が上がらないんだよね。
「はい! みなさん集まりましたね」
「「「「「「はい!」」」」」」
りインさんが元気に挨拶してくる。
「おいーっす」と言っているのがなにげに可愛いです。
それはいいとして、私達は元気に挨拶を返す。
「今日の午前中は訓練なしということで六人には六課の施設や人員なんかを紹介していくですよ」
「「「「「「はいっ!」」」」」」
「いい返事です。ほかのみなさんは初日にオリエンテーションをやってたですが六人はずーっとなのはさん、シホさん達と訓練でしたから」
そうだよね。いまだに施設の中がわからないところがあるから自由に行き来できていないんだよね。
今回はちょうどいい機会だね。
でもそこでりインさんが少し恐ろしいことを言った。
「でもおかげで最低限の基礎は終わって今日からは本訓練のスタートだとか」
あ、あれで本格的な訓練じゃなかったんだ…。
ティアさんなんか怖々とした表情になっているし。
スバルさんはのんきに笑っているけど。
◆◇―――――――――◇◆
Side シホ・E・S・高町
私となのははいまはやてとお話をしている途中だ。
「それで、訓練ももう四日目や。新人達の手応えはどないや? なのはちゃん、シホちゃん」
「六人ともいいね。かなり伸びしろがあるよ。あの子達」
「そうね。取り急ぎ準備だけは終えたけど伸ばしていく方向もだいぶ見えてきたかしらね」
「うん!
まずは高速機動と電気資質、突破・殲滅型を目指せるガードウィングのエリオ。
乾坤一擲の剣の技術と凍結資質、同じくガードウィングのラン。
一撃必殺の爆発力に頑丈な防御性能、フロントアタッカーの理想型を目指していくスバル。
スバル以上に防御重視の頑丈な護りの要、そして凍結資質で攻撃にも転用できてフロントアタッカーのレン。
二騎の竜召喚を切り札に支援中心に後方型魔導師の完成形を目指していくフルバックのキャロ。
射撃と幻術を極めて味方を生かして戦う戦術型のエリートガンナーになってくはずのセンターガードのティアナ」
「全員一癖も二癖も伸ばせる技能を持っているのよね」
「そう。だからどこまで伸びるか楽しみだよ。六人が完成したらすごいことになるよ! きっとね!」
「それは楽しみや。それで、六人のリーダーは誰になるんやろな?」
六人のリーダーか。それだとやっぱり…。
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