第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第22話:幸せな秘密
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
クハラをされリューノちゃんが手加減をする理由が思いつかないのだが……
もしかして……混浴に一緒に浸かっている時に、ウルフさんは彼女を口説いたのかもしれない。
そしてウルフさんの口説きに、本気で落とされてしまったリューノちゃん……
ラブラブ状態になっちゃったのかな?
つーか、どこか別の宿屋で励んだ後に温泉へ浸かってたのかもしれないぞ!?
幾ら何でも朝風呂が重なるなんて偶然すぎる……
大分以前からラブラブだったのかも!?
ウルフさん……リューノちゃんの妹さんと付き合ってるって話だけど、大丈夫なのかな?
指摘した方が良いのかな? 俺の勘違いだと良いのだけど……
う〜ん……勘違いだったら二人の状態を壊しかねないし、俺は口を出さない方が良いよね!
「お気遣いなくウルフさん。俺は未だ、シンシアへの思いが断ち切れてないので、他の女性へのセクハラはちょっと……それに俺はロリコンじゃないですし!」
俺はウルフさんの言葉を冗談と受け取り、笑顔で冗談を言い返しました。
だからワザと失礼な事を言ってリューノちゃんを怒らせます。
リューノちゃんは『何だとシン、コノヤロー! 私を馬鹿にするのか!?』と怒っているが、男女の事柄に俺が口を出すのは良くないと思うからね……
それにウルフさんの方が、その事柄には慣れてそうだし!
シンSIDE END
(アネイル)
ウルフSIDE
俺は何時も通りの態度をとっているのだが、やはりリューノには難しいらしく、少しだけぎこちなさが出てしまっている。
しかもシン君には判ったみたいで、愛想笑いで会話の方向性をズラしてきた。
俺の知っている天空の勇者と同列視してた為、彼の事を舐めていたかもしれない。
まさか女性の機微にこれほど的確に反応するとは思わなかった……
いや……よく考えたら、あっちの方がどうかしているのかもしれないな!
しかも気を遣って誰にも喋るつもりは無さそうだ……
ありがたい事だがアドバンテージを取られたみたいで良い感じはしない……
いっそコッソリと俺に確認をしてくれた方が助かる。
今後彼には注意を払わねばなるまい……
万が一にも、俺の説明より先にマリーが知ってしまう事が無いように!
リュカさんに相談して、切り出し方を確認してからじゃないと、事態を複雑にしかねないのだからね!
あぁでも……『そんな事僕が知るかよ!』とか言いそうだなぁ。
ウルフSIDE END
(アネイル)
マーニャSIDE
シンがウルフとリューノを見つけ戻ってきた。
二人とも朝一から温泉に入っていたらしい……
後から入ったリューノが、ウルフと混浴に浸かった事を屈辱的だと嘆いている。
私としては羨ましい。
早起きして温泉に行けば良かった
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ