第38話
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つつ黒印を振り上げ、その斬撃の起動に沿うように大剣も振り上げる。そのまま大剣は宙に浮く
チェルーサは慌てて大剣に手を伸ばすがそれが俺の狙い
上を向いたすきに背後に回り込み≪天地・下≫を放ち上下に切り裂く
大剣をなんとか手にしたチェルーサは大きくバックステップをとる。しかし俺は一足早く動き、背後をしっかりとマークしていた
その時、チェルーサの大剣が俺にクリティカルヒットした・・・のだがダメージが異様に少ない。通常大剣の特徴は重量と与えるダメージの多さだ。しかし俺のダメージは少ない
つまり
「成程。フェイクか」
「あ、ばれた?そう、この剣、実はすっごく軽いの」
さっきもったときに確認済みだ
再び俺は斬り始めた上から振り下ろし、切り上げ、回転ギリ・・・
チェルーサは次々に繰り出される俺の技に翻弄されて防戦一方だ
「そろそろ奥義、だしたらどうだ?」
最近連戦続きでいい加減早く終わらせたくなってきた俺は提案してみた
「・・・しょーがないなー」
そう言って大剣を構えた。その構えは前に体重を掛けることで重量をまし、一撃に賭けた攻撃だ
「やぁぁぁぁあああ!!」
豪快な一撃が繰り出される
俺はそれを黒印で迎え撃つ
「ハアァアアアアァアァァ!!」
刀と剣が交わるその刹那
ソードスキルを打ち消した
「ええええ!?ずるー!」
「・・・俺の勝ちでいいよな」
「ちぇッ。わかったよ〜はい、これ」
≪神のネックレス≫神の気まぐれで豪快な一撃!!(*^。^*)
顔文字!?と、とりあえず攻撃が倍加する時があるネックレスなんだろう
「じゃ!頑張ってねぇ!!明日の奴はマジでやばいから!!」
不吉なことを告げてチェルーサは姿を消した
「・・・・・眠。家帰って寝よ」
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