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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
03 離反
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ける。
「明日の決戦、ギルバルドの傍にいなさいな。
カノープスが説得するだろうけど、貴方もその場にいるべきよ。
ギルバルドを正しい道に導いてあげて」
「…………感謝を。
失礼」
私の言葉が理解できたらしく、一筋の涙を流したままリドリーは私の天幕から立ち去ってゆく。
控えていたギルダスとミルティンがびっくりしたようなあきれたような顔を浮かべるが知らん振りをする。
事、ここまに来ると勝つことではなく、どう勝つかが大事になってくる。
それが反乱軍占領下のシャローム統治にものすごく響いてくるからだ。
民の為に帝国に従う事を強要された忠臣が、反乱軍に加わる事はおおきな影響力になる。
あるのかないのか分からないけどカオスフレームが見えないならは、このあたりの行いはおろそかにしてはいけない。
「さぁ、明日も早いわよ。
この戦いを終わらせましょう」
戦いは自治都市アナトリアを私達が開放した時には既に終わっていた。
リドリーの説得によって、カノープスが反乱軍についた事を知ったギルバルドが無血開城し、彼はデスティンとの一騎打ちによって倒された。
そのまま止めを求めたギルバルドにカノープスが助命を求めデスティンはこれを了承。
こうして、反乱軍はシャローム地方全域を制圧したのである。
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