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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
03 離反
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下ネタがらみは女性の方がどきづい。
あからさまな嘲笑をアマゾネスから頂いて、ため息をつく。
「ばう」「ばう」
「ぐぁ?」
私の護衛にとそのままついてくれているアラウンと、最近脱皮したばかりのドラゴンことポチ(命名)が私が侮辱されたのをわかったらしく『攻撃していい?』と私に尋ねかける。
お願いだから待機してて。
こんなのでも居ないと手が回らないの。
「私がこの隊を率いるエリーよ。
とりあえず、諸君に言っておく事が一つだけあるわ。
何かやらかしたら、全体責任なのでよろしく」
うん。
まったく聞きやしない。分かっていたけど。
だから、体に叩き込もう。
「なお、全体責任な理由を話しておくわ。
この呪文、範囲が絞れないのよ」
その一言で、兵達のざわめきが止まる。
まぁ、もう遅いんだけどね。
「天駆ける星々の輝きよ、我が下に集いて汚れし大地を浄化せん!
スターティアラ!!」
HP半壊した兵達への回復作業で出発は大幅に遅れたが、少なくとも兵達は私を侮る事はなくなった。
その後の掃討作戦は二日をかけて行われ、その掃討に成功。
その間にも志願兵などが志願した事で反乱軍は700人まで膨れ、200の兵をゾングルダークに残して進軍を開始した。
反乱軍先鋒はラワピンジを占拠。
シャロームの領主ギルバルド率いる帝国軍2000がこれを迎え撃つ。
ここにシャローム開放の戦いが始まろうとしていた。
兵はこちらの方が少ない以上、何処で迎撃するかが焦点となる。
敵の帝国軍は傭兵や夜盗崩れが主体で数は多いが指揮も低い。
辺境の戦いと同じで耐え切れたら勝ちである。
その為、防衛戦を行う場所は自治都市バンヌと定め、先に降伏した連中とランスロットを中心にした300をここに配置。
残り150はデスティン指揮でラワピンジ防衛とバンヌを攻める敵の背後を叩き、私率いる50人がゾングルダークとラワピンジを繋ぐ街道上にあるロシュフォル教会に陣取っている。
戦いは空中戦から始まった。
ホークマンとグリフォンのユニットが上空から襲い掛かり、こちらのグリフォンと戦闘する。
この迎撃はこちらが都市にいた事と洋上のオクトパスに気をとられた敵が攻撃を分散した事で成功し、第一波をしのぐ事ができた。
やはり、夜盗くずれや傭兵ばかりだけあって連携がとれていない。
オクトパスが海に居る事のこの安心感たるや。
主戦場が海岸線を走る街道沿いだから、いつオクトパスに背後を突かれるか不安で仕方ないらしい。
「バウ!」「バウ!」
アラウンが吠えて敵の存在を知らせる。
いくら夜の忍者が優秀でも、ヘルハウンドの鼻をごまかす事はできない。
「ニンジャよ!
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