10話
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「喰らわねぇよ、おれはユウカより強いんだぞ」
とびーは両手を構えた
「麻痺爪メガクラゲ!この爪にはある秘密が隠されている」
「麻痺か?」
「なぜわかった!?」
こいつはバカだ…
「ナツ!俺もルーシィを見てくる」
「わかった。頼んだぞ」
そして俺はしばらく歩き続け、なんとかルーシィとハッピーを見つけた。…が
「…………………エルザ」
「ナツはどこだ?」
ルーシィとハッピーが捕まっている。エルザが超怒ってる…
「知らん…」
くそ、仕方ないつかまってやるか…
俺たちは村が無くなったため資材置き場にやってきた。グレイの目が覚めるのを待っている。っと噂を
すればグレイが目を覚ました
「エルザ!」
驚くのも無理はない…
「大体の事情はルーシィから聞いた、お前はナツたちを止める側ではなかったのか?あきれてものもいえ
んぞ…」
「ナツは?」
「それは私が聞きたい」
「ルーシィ、ナツは?」
「それが、村で零帝の手下と戦っていたはずなんだけど…そいつらはかたずけられてたのにナツがいな
いの」
「つまりナツはこの場所がわからなくてふらふらしているのだな?」
エルザはすっと立ち上がり、ナツを探しに行こうとした。
「グレイ、ナツを捜し、見つけ次第ギルドに戻る」
「な…何言ってんだ?この島で何が起こっているか知ってんだろ?」
「それが何か?」
ルーシィは首を横に振り、グレイに教えた
「依頼書は各ギルドで発行されている。正式に受理されたギルドの魔導士に任せるべきではないの
か?」
「見損なったぞエルザ…」
「なんだと!?」
やばい!エルザが切れ気味だ…
「グレイ!エルザ様になんてことを!」
ハッピーはごまをすっているのか、様づけをしている
「お前までギルドのおきてを破るつもりか?ただでは済まさんぞ!」
エルザは剣を出し、グレイに突きつける
「勝手にしやがれ、これは俺が選んだ道だ!」
グレイは突きつけられた剣を手でつかんだ
「やらなきゃならねんだ」
ぽたぽたとたれるグレイの血を見て、エルザは剣をひっこめた
「最後までやらせてもらう、斬りたきゃ斬れよ」
グレイはテントの外に出ていった。
「え、え、え、エルザぁ~落ち着いて」
「そうそう、グレイは昔の裳立ちに負けて気が立ったんだよ」
「ギロリ!」
エルザは剣を持ったまま、こっちに向かってくる
「助けて〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ぱさり
エルザは縄を切った
「いくぞ、これでは話にならんからな…まずは仕事をかたずけてからだ」
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