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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-1 First story~Various encounter~
number-12 The incident is conclusion
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頭を振って振り払う。
「フェイトちゃん!」
「ちょうどいいところに、こっちに来て!」
なのはが駆動炉の破壊を終えたのか、ここまで来てくれた。
そのことを嬉しく思いながら、なのはをフェイトは呼んだ。なのはは、疑うことなくフェイトのもとへ向かい、フェイトの近くに倒れている人物を見つける。
「燐夜君!?」
「ここから急いで転移しよう。私の魔力だけじゃ足りないから手伝って」
「わかったの!」
3人が時の庭園から転移し終えると、時の庭園は目に見えて崩れ始めた。駆動炉が破壊されたことによって完全に機能を停止したのだろう。
なのはとフェイトは、アースラに転移し終えるとリンディを見つけて助けを乞う。
「お願いなの! 燐夜君を助けて!」
「私からもお願いします!」
リンディは血まみれの燐夜を見るとすぐに医療室に運ぶように指示を出した。
そして、すぐに手術が開始されるらしい。
なのはとフェイトは燐夜の身を案じることしかできない。
リンディに促される形で、アースラに設けられている部屋で、今日はもう休むことに決めた。
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