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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第七十二話 秘められる痛み   ★
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らに強化し、魔力が漏れないようにする。

「―――投影、開始(トレース・オン)

 投影するのはアヴァロン。

 投影品ゆえに完全には呪いを止める事は出来ないし、一時的なものだがだいぶ楽になるはずだ。

 はやてに当てるとアヴァロンは静かに分解し、はやてに取り込まれた。

 それともう少しやっておくか。

 部屋の四方に太陽と保護のルーンを刻む。

 これでルーンの効果も得られるだろう。

 さてここからは夜天の書が完成した後のための策だ。

 何かあったら使えるように持ってきていた俺の魔力の籠った宝石を取り出す。

 ジュエルシード事件の後、購入し俺の魔力を込め続けた宝石だ。

 それをはやての口に入れ、呑み込ませる。

 はやてに魔力を与えるためではなく、夜天の書が完成後にはやてに呼び掛けるためのモノ。

 少しでも可能性を上げるための鍵だ。

「おやすみ、はやて」

 最後にもう一度はやての頭を撫ぜ、病室を後にした。
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