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転生者が歩む新たな人生
第5話 修行の日々(7月12日改稿)
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ついて考えてみた。



 こんな(神さま転生なんかある)世界なんだから、何かしらの能力な気がする。
 大方、『他の転生者無し』の特典が無効になった代わりに与えられたんじゃないかな。

 今わかっているのは、「日本に来てから発動した」「生死の境を彷徨ってすずかに助けられて発動した」「夜の一族の吸血行為とは関係がない」の3つぐらいか。

 「死ぬ寸前でパワーアップ」というと少年漫画の王道的展開で、「ドラゴン・ボール」のサイヤ人とかが直ぐに思い浮かぶな。

 そうか、これが「気」だとすれば、「ネギま!」的にもおかしくないのか? 村でサギとして学んだ魔力とは違うモノなのは確かだし。
 「ネギま!」的には「虚空瞬動」やら「杖に乗る」ぐらいしか空を飛べなかったので、「舞空術」が使えるとなると自由に空を飛べるので楽しいかも知れん。
 まぁ「リリなの」的には魔法でビュンビュン飛べるワケだが。

 しかし、こう何となく違う気もする………。
 一応地球人−−−ハーフだが−−−−であるからにはサイヤ人的なパワーアップは違う気がするし。





 ………………………。

 ………………。

 ………。

 そうか、「念」だ!

 「HUNTER×HUNTER」だ!!

 思い出した。

 あの転生者が念能力者なら、オーラを込めて殴られてオレの精孔(ショウコウ)が無理矢理開いたということなんだろう。

 そうすると本来「(テン)」もできずにオーラを流れ果たし、衰弱死していたのを、無意識に「纏」がなんとかなるまで、すずかが生命を繋いでくれたということか。

 すずかさま、マジ救いの女神。



 つまり、この湯気のように自分の体の周りをたゆたっているモノがオーラなのか。

 確か、熟練者になればなるほどきれいに纏うような感じになるんだよな。
 せっかく手に入れた能力(チカラ)だ。
 モノになるまで鍛えてみよう。



 ………。鍛え方がわかりません。

 残念ながらこの世界では、「幽○白書」が始まったばかりで、大好きだった原作のげの字も無い状態だ。

 覚えているのは、
 「纏」「絶」「練」「発」の四大行。
 「堅」「円」「凝」「周」「隠」「硬」「流」の七つの応用技。

 そして、水見式。

 強化系、変化系、放出系、操作系、具現化系、特質系の六性図。

 これぐらいしだ。



 なので、毎日早起きをして、30分ほどのトレーニングをすることにした。
 「幼少の頃から筋肉をつけるトレーニングをすると背が伸びない」と聞いたことがあるので、ランニング・腹筋・腕立て伏せ・ストレッチを適量する感じだ。まあ、前世ではもっぱらスポーツはやらずに見るか、ゲームの
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