第一部
出会い編
蛆虫とはまさに
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「「「ギャァァァァァァ!!!!」」」
リノ「だから触んなっつってんだろーーーーがッ!!!」
…今日もあたしの声が街中で響く←
ここは男がうじゃうじゃいる街の何処か←
普段は女しかいない女ヶ島に居候させて貰っていて、
島の皇帝があたしの大大大親友のハンコックで、島では男となんて1000%会ったりしない。
のに、今日はある任務として何処かの街に来ていた←
…クソ!あの大仏男(センゴク)…
あたしが…七武海の最年少だからってぇぇぇぇぇ!!!
あの男、本部に行く時が会ったら失神させてやるぅぅぅぅ!!!
リノ「クッソォォォォ・・・・ここ、どこなの!?」
レオン『何処かの街だ、それしか分からぬぞ』
リノ「ああああああもおおおおおお!!!」
辺りにはきっとあたしを人身売買しようと男たちが刃物を持って襲いかかって来るものの、
あたしが大声で誰にあたっているのかも分からずに叫ぶと四方八方に落雷が起こる
レオン『おお、全員失神したぞ』
こんな光景に見慣れたレオンはいつもみたいに棒読みで言う。
何で・・・あたしに・・・!
リノ「男がいる島に狩り出したんだあのバカ男はああああああ!!!!!」
「「「ぎゃああああああああああ!!!!!」」」
再び、あたしの周りにいた蛆虫共は全員、悲鳴を上げながら気絶をした←
*******
『何ィィィィィィッッッ!!!?』
「「「キィィィーーンッッッ・・・」」」
丸焦げとなった無人島(失神中)の中央という名のど真ん中で、
リノ『・・・うっさいなあ・・・』
電話という名の受話器から大仏男の声が轟く。
『男が嫌で街を壊滅だとおおお!?お前は一体何を考えているんだああ!!』
リノ『あのねえ?あたしだって蛆虫と殺到(せんとう)してたんだよ!?』
『そんな事知るかああああ!!!』
今度は右耳を塞がなければならない程の怒号に、
あたしとレオンは呆れた顔をする。
その後で大仏男が椅子から立ち上がって机の上に置いてあるお茶が溢れたな〜って分かる程に、
受話器の向こうが騒がしくなる
『お前という奴はあああ!!!!』
『せ、せ、センゴクさん!!お茶!!お茶が溢れてますよ!!』
『お茶・・・?何ィィィ!?この書類は大事な奴だぞ・・・!?』
『うわああああ!!書類が!!書類が!!』
『ぬわああ!?センゴクぅぅぅぅ!!!わしのせんべいにお茶が飛んできたぞ!!』
『そんな事知るか!!
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