第三十八話 疑惑
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頭領はお考えかな」
頭領の言葉にケンプ提督が反応した。幾分声がきつい、戦うなと言うのが不満なのだろう。頭領が苦笑を浮かべた。
「もし同盟軍がゲリラ戦を仕掛けてくるとすれば、こちらからは遭遇戦に見えても実際は遭遇戦ではない可能性が有ります」
「しかし……」
なおも言い募ろうとするケンプ提督を頭領が手を上げて制した。
「先ずは同盟軍の動きを見定めましょう」
「……」
「焦る必要は有りません、いずれ戦う時は来ます。必ず……」
五個艦隊の哨戒活動が決まった。指揮官はビッテンフェルト、アイゼナッハ、レンネンカンプ、シュタインメッツ、ミュラーの五人。さて、反乱軍はどう出て来るか……。
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