友達同士はこういう事するんだよ?(マナ×レジーナ)
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二人きりでアイスを食べて以来、レジーナはたびたびマナの前に姿を現すようになった。ある時は学校、ある時は通学路、ことあるごとに顔を出してはマナに擦り寄る。
「マナぁ! 私も一緒に帰る!」
その放課後も、校門から出てくるマナ達の前に姿を見せた。
「またレジーナ……」
菱川立花は苦笑する。
「よっぽどマナと仲良くなりたいんですわね」
四葉ありすは静かに微笑む。
「マナ、どうするの?」
剣崎真琴も、どこへ行っても現れるレジーナには呆れかけていた。
「……うーん。そうだ。今日はうちに来ない?」
「ホント? マナの家行きたい行きたい!」
その誘いにレジーナは瞳を輝かせるが、周りの三人はマナの提案にぎょっとしていた。
「マナ? ひょっとして……」
立花はそーっと声を伸ばす。
「せっかく仲良くなりたいって言ってくれてるんだし、もっとお互いのことを知らなくっちゃね。だからレジーナ、今日は私の家でお泊りしよう?」
「お泊り? やったー! お泊りー!」
レジーナは喜びではしゃぎまわる。
その様子を三人は――中でも立花は特に、何ともいえないモヤモヤした気持ちを抱えて見つめているのだった。
*
「さ、レジーナ? ここが私の部屋だよ?」
「わーい!」
レジーナは海にでも飛び込む勢いでベッドへダイブし、キラキラと輝く瞳で部屋中を見渡す。
「そっか。ここがマナの部屋なんだぁ……」
大好きなマナの部屋を見て、感激している様子だった。
「ねえレジーナ」
「うん。なになに?」
「私と仲良くなりたいんだよね?」
マナはレジーナの横へと腰を下ろす。
「うん! なりたいなりたい!」
レジーナは隣へやって来たマナに肩をくっつけた。
「友達同士がどういう事するか、レジーナは知ってるかな?」
「一緒に遊んだりするんでしょ?」
「そうなんだけど、遊びにも色々あるんだよ?」
マナはおもむろに服を脱ぎ、薄ピンクのブラジャーを曝け出す。
何をいきなり始めるのかと、レジーナは不思議そうな顔をしていた。
「ねえマナ、どんな遊びをするの? 脱いでどうするの?」
「とっても気持ち良い遊びだよ? さ、レジーナも脱いで?」
「気持ち良い遊び? 私も脱ぐの?」
「そうだよ? 友達同士はお互いのことをきちんと知らなくちゃいけないの。そのためには肌と肌で触れ合うのが一番なんだよ?」
マナはスカートを脱ぎ落とし、背中に手を回してブラジャーのホックを外す。衣服の大半を脱ぎ去って、マナの体に残っているのはパンツだけだ。
「ほら、レジーナも脱いでごらん?」
「で、でも……。全部脱ぐの? なんか恥ずかしい……」
目の前の剥き身の肢体をまともに見れず、顔を赤らめたレジーナはもじもじしながら俯いてしまう。
「私
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