序章 出会い
第14話 幽霊屋敷の少年
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開きましたけど・・・見事に扉は破損しちゃいました。エルザさんは黒いオーラを剥き出しにして、
エ「お前達・・・いい加減にしろーーーーーっ!」
ナ&ハ「あいーーーーーっ!」
マ「ほぉ〜い。」
怒り剥き出しのエルザさん相手に平然としていられるなんて・・・!マヤさん、すごいです・・・!
恐る恐る屋敷の中に入っていきました。幽霊屋敷の中は大きな振り子時計がチクタクチクタク動いていたり、今にも動き出しそうな人物画があちこちに飾っていたり、シャンデリアが音もなく揺れていたり、ボロボロの赤いカーテンが、割れた窓から吹き込んでくる風で揺れていたりしました。
でも、一番気になったのは―――――、
リョ「何で蝋燭の火が点いてるんだ?」
そうなんですっ!誰もいないはずなのにどうして・・・?
グ「本当に誰かが住んでいたりしてな。」
ル「ちょっと!変な事言わないでよ〜。」
ユ「面白い事言うんだね。ていうか服は?」
グ「おおぅ!」
グレイさん、変な冗談は止めて下さ〜い!
エ「グレイが言った事、もしかしたら当たってるかもしれないぞ。」
ル「えぇっ!?」
ショ「どこからか、妙な魔力を感じる。」
ル&ウェ「ひぃーーーーーっ!」
マ「もしかして幽霊!?ヤッタ〜♪」
ル「何で喜ぶのよぉっ!?」
ルーシィさんがマヤさんにツッコンダその時、
ハ「うわぁっ!」
ウェ「ハッピー!?」
ナ「どうしたハッピー!?」
ハ「ナ、ナツ・・・あ、あれ・・もしかして・・・・!」
ハッピーが指差した先には白くてふわふわ宙を飛んでいる、幽霊―――――。
ショ「うわぁっ!」
今度はショールさんの声です。
エ「どうしたショール!?」
ショ「あ、あれ・・・!」
ショールさんが指差した先にはふわふわと宙に浮かんでいる、赤と青の火の玉―――――。
ル「キャアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
ルーシィさんの悲鳴が屋敷内に響き渡ったその時、
?「皆、どうしたの?」
聞き慣れない声がして慌てて振向くと、いつの間に現れたのか、私達の背後に1人の男の子がいました。
羽織っている、黒くて長いローブのフードを被っていて顔がよく見えません。幽霊と火の玉はその男の子のところに集まりました。もしかして、あの人も幽霊なんでしょうか?で・・でも、足はちゃんと、ありますね。
男の子は視線を私達の方に移し、ハッ!とした顔をすると、困ったように幽霊と火の玉を見つめまた私達の方に視線を移すと、私達に向かって頭を下げました。
?「あ、あの、もしかしてこの子達が何か仕出かしてしまいましたか?仕出かしてしまったのならスミマ
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