クリスVS一子
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た。
「アホかモモ。ほらほら早よう授業に戻らんか」
鉄心がせかすが百代がそれに反論した。
「じじい……気安く頭殴るな」
「あ、モモ!学長に殴りかかるなぞ退学じゃぞ」
二人は空中に飛び上がり戦いが始まった。
「まったくあの馬鹿二人は」
それを見ていた千李も二人と同じように空中に飛び上がると二人の戦いの中に割って入り。それぞれの拳を軽々と止めていた。
「いい年したじじいとその孫が戦いなんか始めるんじゃないわよ」
言うと千李は受け止めた二人の拳を捻りあげた。
「いだだだだだだ!!姉さんストップ!スト〜〜〜〜〜〜ップ!!」
「確かにこれはじじいにはシャレにならん……。イダダダ!!?」
二人はそのまま千李に締め上げられたまま地上に降り立った。
「本当にいつまでっても子供なんだから少しは自重しなさい。わかった?」
「へーい」「うむ」
二人の生返事に千李が強く言った。
「返事は、はい。でしょうが!!」
そういうと同時に千李はグラウンドを踏みつける。
すると衝撃で千李が立っているところの周りにクレーターができた。
衝撃を身をもって感じた二人は先ほどとは打って変わりきびきびとした返事を返した。
「「はい!」」
その光景を無視し2−Fの連中は梅子先生を筆頭にクラスに戻り始め、一子も一緒に戻ろうとしていたが大和に保健室に行けとどやされしぶしぶ行くことととなった。
これにて朝の決闘は終了となった。
ちなみに……
2−Fに戻った後に福本の絶叫と岳人の悔しがる声が聞こえたのは言うまでもない。
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