暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
18話:雄叫び 流れる涙は誰の為に
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まる。
「はっ!!」
「ヌォッ!?」
しかし今度は士が迫り合う剣を切っ先で円を描くように回し、ジャーク将軍の剣を無理矢理浮かす。さらにそこから回した勢いで剣を横にし、抜き胴のように一閃する。
「グアッ!」
「だあぁっ!」
「ヌアァァ!?」
そして振り向くと同時に斬り上げ、ジャーク将軍を後退させる。
数歩後退したジャーク将軍は、剣を持たない手で杖を取り出し、士に向ける。
だがもそれに素早く反応し、前に飛ぶ。それと同時に杖より光線が放たれ、士が先程までいた場所に命中し爆発と爆煙を生み出す。
士は前へ前転するように飛び出した勢いのまま立ち上がり、ジャーク将軍に剣を斬り上げる。目標は……将軍の持つ杖。
「はぁっ!」
「な、何っ!?」
「まだまだぁ!!」
〈 Gun mode 〉
さらに士はそのまま回転しながらライドブッカーをガンモードへ変える。そしてその銃口を斬り上げた事で宙に飛んだ杖に向け、カードを一枚ディケイドライバーに装填する。
〈 ATACK RIDE・BLAST! 〉
「はぁあっ!!」
「な、余の杖が!?」
カードの効果により、銃身が分裂し強化された光弾が引き金を引くと放たれ、正確に杖に命中、破壊する。
「これで杖は使えなくなった訳だ」
「ヌゥゥ…!小癪な!」
そう言って再び横に剣を振るが、士はそれを屈む事で避け、さらに直立になる勢いで斬り上げ、さらに右蹴りを放つ。
腹に蹴りを食らったジャーク将軍は、蹴られた腹を抱えるように手を添えながらまた数歩後退する。
「一気に決めてやるよ…!」
〈 KUUGA, AGITO, RYUKI, FAIZ, BLADE, HIBIKI, KABUTO, DEN-O, KIVA 〉
「ヌゥ、これしきの事で!!」
士はジャーク将軍が後退したのを見計らい、ケータッチとコンプリートカードを取り出す。そしてコンプリートカードをケータッチに装填し、浮かび上がる仮面ライダーの紋章を一つずつ押す。
ジャーク将軍は負けじと右腕を広げる。すると背後に灰色のオーロラが現れ、怪人達を呼び出す。その中にはかつての仮面ライダー達も苦戦したような、屈強な怪人の姿もあった。
「何匹、何人来ようとも…負ける気はねぇ!!」
〈 FINAL KAMEN RIDE・DECADE! 〉
士はそう言いケータッチをディケイドライバーと入れ替えるように取り付け、ディケイド・コンプリートフォームへと姿を変える。
「フンッ、戯れ言を……やれぇぇ!!」
「「「「「ガアアァァァァァ!!」」」」」
〈 KAMEN RIDE・OOO PUTOTHIRA 〉
ジャーク将軍のかけ声と共に走りだす怪人の群れ。それに対し士は一枚のカードを場所
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