原作前
第一章 大戦期
第十六話
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「とりあえず全軍一斉攻撃、始めぇーーーー!!」
マオー様の号令とともに連合部隊から一斉に攻撃が行われる。
俺もディープストライカーの全火力を放つ。
放たれた攻撃は一直線に二天龍に向かい凄まじい爆発を起こす。
しかし、
『ええい、しゃらくさい!!』
白いブレスが爆発の中から飛び出てくる。
「あぶねぇ!?」
俺はディープストライカーのIフィールドの出力を最大にしてブレスを防ぐ。
『ふははははははは!! 甘い、Divide!!!!』
その言葉とともにガクンとIフィールドの出力が半分になる。
「なっ!? みんな今すぐ射線軸上から離れろ!! Iフィールドが持たない!?」
俺がそう叫ぶと連合部隊はあわてたように離れていく。
既に俺の視界にはアーガマ級メガ粒子砲の砲身の先端が融解し始めている。
俺は全出力をIフィールドに回したままディープストライカーを破棄、離脱した。
離脱してから数秒と経たずにディープストライカーは白いブレスに飲み込まれ、爆発四散した。
「鏡君大丈夫!?」
セラが心配そうに尋ねてくる。
「おー大丈夫だ。やっぱあいつ等つえーな」
「当たり前だよ!? 相手は二天龍なんだからね!!」
セラは呆れたように突っ込んでくる。
「それにしてもあれが白龍皇の能力か」
「うん、白龍皇があらゆるものを半分にしていき赤龍帝が自らを倍加していく」
「やっかいな能力だなまったく」
そう言いながら俺はEx−sガンダムを起動させる。
俺は白龍皇を見据え。
「セラ、白龍皇を叩く。援護してくれ」
「……わかった。気を付けてね」
俺は最高速度で白龍皇に突っ込む。
『特攻か? バカめ』
白龍皇はブレスを放とうとするが、直後白龍皇の視界をふさぐようにセラの魔力によって氷塊が発生する。
『なに!?』
その隙に俺は白龍皇の後ろに回り込む。
氷塊はそのまま俺と白龍皇を包み込むように巨大化する。
最終的に氷塊は俺と白龍皇を飲み込んだ球体となった。
『なんだ、これは?』
「セラが作りあげた大氷塊さ。この内側は俺のビームを反射させることができる」
『なに?』
「つまり……こういうことさ」
俺はビームスマートガンを構え撃つ、するとビームは壁面に当たり反射、そのまま白龍皇に突き刺さる。
俺はビームスマートガン、背部ビームカノン、大腿部ビームカノンをそれぞれ斉射する。
放たれたビームは乱反射しながら中央にいる白龍皇に直撃する。
白龍皇は俺をブレスで攻撃しようとするが、俺は常に動き続け狙いをつけさせない。
その間にも放たれ続けるビームは白龍皇の身体に突き刺さり続ける。
実はこの氷塊は事前に一部に抜け穴がある。
抜け穴といっても直径数メートルの全体からみたら小さな穴だ。
そして、その穴があるの
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