暁 〜小説投稿サイト〜
【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
02 決起
[4/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
アラウンの影に隠れて、バトルファンを持つ。
そんな自分の仕草をどこかおかしいと感じる自分がまだいる事が、何かうれしかった。
「誰?」
返事は無いが、草木が大きく揺れる。
しまった。中立モンスターか。
がさがさと茂みが動いたと思ったら……
「きゅー。ぐぁ」
何?これ?
なんというか、超でかいトカゲというか、あ、私の吐いた物舐めるの止めなさい。汚いから。
トカゲ……とかげ……ドラゴン!
こいつドラゴンパピーか!!!
そうだよなぁ。
ドラゴンがでっかくなるまでは、子供の頃があるわな。ドラゴンにも。
けど、明日からはここも戦場になりかねない。
「よく聞きなさいな。
明日からこのあたりは戦場になるの。
痛い目にあいたくなかったら、さっさと逃げなさい」
「…………きゅー?」
駄目だ。こいつ。
何も分かってない。
アラウンが唸り声を止めたって言は、危険ではないという所か。
「一緒に来る?
後であんたの親は捜してあげるから」
「ぐぁぐぁ」
とことことこっちに近寄ってくる。
あれ?
もしかして、これ勧誘に成功したってやつ?
帰った時にビーストテイマー連中が大騒ぎするのだが、それは別の話。
「来ました!
沖合いに、オクトパス四体!!
その後ろに船が二隻!
こっちに向かってきます!」
「グリフォンが四羽!
同じくこっちに向かってきています!!」
偵察に出したグリフォン二羽とそれを操っていたビーストテイマーが帰ってくる。
私は、バルナの港にある倉庫に陣取る。
港の海底にオクトパス2体が隠れ、盾としてゴーレム六体がでんと構え、ウォーレン指揮のウィザードが待機済み。
「あなた達はセバストポリに戻って所定の行動をとって!」
「了解」
こっちのグリフォンを一時退避させる。
制空権は敵が握っているが、それはこっちのウィザード隊がどうにかする。
問題は、四体のオクトパスだ。
おそらくビーストテイマーつきでやってくるからこれをすばやく排除できるかが鍵になる。
潜ませているオクトパスをまともにぶつけても潰されるし、後ろの船が排除できなくなる。
ゴーレム六体でどこまで防げるかが鍵になる。
私の目にもグリフォンが見える。
背中に乗っているのは、操縦者のビーストテイマーとあと二人か。
なるほど。
このあたりは設定どおりなんだとちょっとおかしくなる。
私はマジックリーフの葉を噛んで飲み込む。
ハーブっぽい香りがなんかくせになりそうだ。
これでMPを一気に回復させる。
「天を乱し雷豪を呼べ、風神の怒りを我らに示せ、コールストーム!」
レベル
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ